HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

青い水(バイランチュリBajram Curri〜ヴァルボナValbonë)

I ran a 25km uphill towards Valbone. It was a short distance, but for some reason I was very tired. Great people welcomed me at the restaurant that arrived at night and helped me with dinner and a place to set up a tent. Thank you very much to them.

長々作業をした後はアルバニアの生活感を確認、そしてヴァルボナという山の上の自然が美しい観光地に向かった。短い距離だけれどかなり疲れてしまった。暗くなって辿り着いたヴァルボナのレストランでとても素晴らしい人たちに助けられ、安全な場所でテントを張ることができた😊

f:id:tajimax-tj:20210401023042j:plain

〜〜〜〜〜

朝七時ごろからここの従業員さん達の作業が始まった。声がでかいので二度寝どころではない。こんなところでキャンプしている明らかに変なやつにも「全然大丈夫だよ〜」って感じでいてもらえるなんて幸いだ。

f:id:tajimax-tj:20210401045415j:plain

人の敷地内で寝させてもらえることの良さはなんといってもセキュリティが良いところ。その場の人たちとほんのりと関係が生まれること。そこからすごい体験に繋がったりもする。今回は「じゃーねー」という感じですぐに出て行ったけれど・

午前中から午後までは作業に集中。三日分の記事をアップするのに6時間くらい費やした。集中がうまくできていない気がする。

作業を終えて恒例のスーパーマーケット物色。

f:id:tajimax-tj:20210401050130j:plain

通過はレクLek/複数形はLekë

レートは¥1=0.95(2021.3時点)

ほぼほぼ日本円として値段を見ることができる感覚。

お札はこんな感じ

f:id:tajimax-tj:20210401165804j:plain

コインはこんな感じ

f:id:tajimax-tj:20210401165858j:plain

コインを見た時は一瞬日本円がダブって見えた。笑

20レクなんか10円玉っぽい気がする。

物価の方はコソボよりもちょっとだけ高い印象だった。パンがなかったのがきつかった。ギリシャ以外はここまでどの国も大体20〜60円くらいででっかい裸のパンが買えたのだけれど、ここではそういうパンがなく、100円以上する袋詰めされたものしか並んでいなかった。

f:id:tajimax-tj:20210401170054j:plain

とりあえず米1kg85レクとチーズ48レクと菓子パン35レクだけ手にとってレジへ。

カード払いをしようと思ったら6ユーロ分以上購入しないとカード払いができないと言われる。他のどのマーケットにもカード払い機は置いていない。機械系の普及率がちょっと低そうな印象。

仕方なくATMで現金引き出し。ATM引き出しは手数料がかかる(今回は700レクもした)のと現金を持っていてもどこまで使うかは未知数なので本当はカード払いだけで済ませたい。

f:id:tajimax-tj:20210401170611j:plain

昨晩寝ている間にいつも水を入れているボトルが無くなってしまったのでついでに空のボトルをしばらく探し回った。バーやレストランに入ってオーナーに尋ねる。

地域によると思うけれどアルバニアコソボよりも英語を話せる人口がだいぶ減った印象。そしてなんというか、微妙に陰気になった感じがする。挨拶はするけれどちょっと表情が暗い印象がする。

しばらく探し回って1.5Lボトルを一本ゲット。水道水はアルバニアでも飲める場所が多そう。

f:id:tajimax-tj:20210401171638j:plain

 

ヴァルボナという場所を目指す。上の写真奥、街から望める山に向かう。マップでみる限りは自然が綺麗な場所みたい。コソボでいろいろな人におすすめされていたので訪れてみることにした。

 

f:id:tajimax-tj:20210401172044j:plain

川の水がもうすでに、青い

f:id:tajimax-tj:20210401172218j:plain

青い。

f:id:tajimax-tj:20210401172439j:plain

青い川の流れの音をBGMにしてえっちらおっちらスローに登っていった。

f:id:tajimax-tj:20210401172728j:plain

f:id:tajimax-tj:20210401172901j:plain

f:id:tajimax-tj:20210401173020j:plain

山の上の方にも暮らしが垣間見える

f:id:tajimax-tj:20210401173145j:plain

f:id:tajimax-tj:20210401173213j:plain

街から25kmくらいの道のり、登りが多いとはいえそこまで辛い距離ではないはずなんだけどかなり辛く感じた。もう4時間近く経っているがまだ到着しない。本格的に暗くなってくる。

f:id:tajimax-tj:20210401173318j:plain

なんか、体力が落ちた?という感じでちょっと押して歩くだけでゼーゼーする。ヘッドランプを取り出してもう車の交通も無くなった真っ暗な道路を1人で歩いた。ヴァルボナにはキャンプができる場所があるそうなので寝場所も、多分、大丈夫、多分、多分ね。

 

やっとこさ辿り着いたところで灯りついた建物が何件か見えてきた。観光客用のレストランやゲストハウスが結構あるみたいだ。

その中のレストランっぽいところのドアを開けた。中には4人くらいのおじさんたちがテーブルを囲んでお茶していた。この国もイスラム教国だからかお酒を楽しむ人は少ない気がする。

 

若めの人が通訳してくれて、「キャンプする場所はたくさんあるよ、とりあえず座りな」という感じのお返事をもらった。

f:id:tajimax-tj:20210401174115j:plain

おじさんはぼくが日本人だとわかると「素晴らしいね、日本はとても素晴らしい国だよ」という感じで笑顔になってお茶を差し出してくれた。日本人てほんと大体どの国でも嫌われてなくて、結構好かれてて、本当にすげえな。日本の諸先輩方の功績にいつも助けられています。

この山でとれるオレガノのお茶

f:id:tajimax-tj:20210401174315j:plain

座ってゆっくりしていると合図で「何か食べる?」と尋ねてくれていつも通り二つ返事で「はい!」と答えると

めっちゃ美味しそうな夕食を出していただいた😊

f:id:tajimax-tj:20210401174407j:plain

骨つきビーフとパスタ😊

f:id:tajimax-tj:20210401174537j:plain

オリーブとチーズとピクルスっぽい味付けの野菜😊

f:id:tajimax-tj:20210401174617j:plain

さらにデザートもいただく😊

f:id:tajimax-tj:20210401174701j:plain

疲れ切った身体に染みた。。心の中で泣いた。笑

写真は撮れていないけれどおじさんはとても良い笑顔を向けてくれた😊

ここはレストランとコテージを経営していてとても敷地が広かった。

おじさんは屋根付きの場所にテントを張らせてくれた。電源もあって助かった😊

ありがとうございました😊

f:id:tajimax-tj:20210401174906j:plain

「未知の場所に行っても誰かしら助けてくれる人が目の前に現れてくれるさ」という安心感が日に日に濃くなっていくような気がする。油断ではなくて信頼感のようなもの。