午前中は漁師さんの休憩小屋の電源をお借りして写真の作業。入れ替わり立ち替わりで小屋に入ってくる何人もの漁師さんに自己紹介をした。彼らの日常に突然現れた旅人。なかなかシュールだと思う。みんな気さくで良い人。朝食やチャイをいただきながら楽しんでいた。
今日も先日お世話になったFacebookで繋がった友人に夜のステイ先をお願いする。そのついでに遺跡見学をおすすめされたので、上り坂と下り坂の多い道をゼエゼエ言いながら進んだ。が、あまりにも進行スピードが遅すぎて目的地に着いたときには閉園していた。無駄足になった。それでも山道やたくさんの動物がみられて面白かった。
夜は例のFacebookの友達のネットワークで小さなホテルを無料で予約してもらった。夕食のピザも買ってきてもらえてホクホクの夜を過ごした。
64kmくらいの移動。
朝8時くらい。気温は3度くらい。この程度ならちゃんと眠れる。
朝起きると綺麗な色合いが撮れるねやっぱり。
テントを片付けていると漁師さんに声をかけられて「茶飲むか?」このトルコの茶飲み文化がほんとうに好きだ。何杯でももらってしまう。
サンドイッチもいただきました😊
出発前に漁師さん達とみんなで。ぜんぜんちゃんと話せなかったけれど、色んな人が写ってくれて嬉しい😃
ありがとうございました😊
午後からの漕ぎ出し。オススメされた遺跡に行くころには夕方になりそう。
登り坂
岩っぽくなってきた。
登り坂が続く。ほとんど手押しで進む。疲れて何度も立ち止まる。下を向く。すると自転車のボディに書いてもらったアントニスの名前が見える。ギリシャでお世話になった時のことを思い出してまた力が湧いてくる。
村が見えてくる
あれ、牛が普通に放し飼いだ。あっちをみてもこっちをみても。
村人がそのまま牛になったような。。
村抜けてまた山道。
めっちゃ下り坂のあと、めっちゃ上り坂になる。
遠くにまた別の村。
村牛がまたたくさん!
もうすぐ遺跡に到着。
羊
ロバ
羊
到着した、が、係の人が道路に錠をかけていた。途中で薄々わかっていたけれどやっぱりダメかー!
地図上のレビューに写真があるので良かったらどうぞ。
遺跡には入れなかったけれど。ここまでの道がなかなかハードでむしろ楽しかった。来た道を戻っていく。
夜になった。メインロードから今度はアリアー(Aliağa)へむかう。寒い!
到着ー!
海を挟んであっちにも街並みが。
指定されたホテルへ地図をたどって向かう途中でトラックから声をかけてくるお兄ちゃん。メッセージでやりとりしていた人らしい。よくおれのことがわかったな。いや、わかりやすいかこんな格好。
泊まるホテルまで案内される。
自転車をお兄さんの家に停めさせてもらう。
彼の他のいろいろな友達もホテルで待っていて、あたたかく迎え入れてくれた。こんなロゴのバイクツーリングクラブらしい。集合写真は彼らの携帯にあるのでもらったらこっちにも載せます。
「腹は減ってる?」と聞かれると必ず「減っています」と答える私。ピザをいただいた😊
うまかったー!ケバブのスパイスっぽい味がいい!
たくさん動くとスッキリとした気分になる。無駄なものが削ぎ落とされたような気分になる。今日、目的地に辿り着けなかったことでより理解が深まったけれど、身体をこんなふうに動かすことが一番、自分の細胞が喜んでいるんじゃないだろうか。自分の旅の在り方がまた少し浮かび上がったと思った。