新しく判明したことをヤシルが話してくれた。
「トルコ国民は外国人を泊めてはならない」
え。。。。
更に、アパートの隣に住む人が警察官かつアパートの大家さんで、当然ぼくの存在も把握している。なので昨日、ヤシルたちに罰金としてなのか「このまま泊めているなら家賃の2ヶ月分を請求する」と予告したのだそうだ。
ええええええ!マジで申し訳ない!!
あまりの迷惑のかけっぷりに心底申し訳なく思ったけれど、当の本人たちはすごく穏やかで、むしろ「ごめんね」とぼくの身を案じてくれた。
今日と明日、泊めてもらって翌日出発することになった。そのためにこの後の長期的な行き先を決めるために終日調べ物をしていた。
普通に朝ごはんをいただく。
このソーセージはトルコの名物。スパイスが効いていて美味しい。このセットたまらない。
ヤシルとゴミ捨てがてら15分くらい散歩に出る。
この地域のアップダウンはものすごい。
ヤシルから「ブログに銀行口座を載せているけど、お金入る?」と尋ねられた。
「今はなかなか難しいけど、これからきっと。笑」
「自分も旅がしたいから同じようにやってみようかなと思って」
「良いね!」
新しい仲間ができたような気がして嬉しくなった。
できる。大丈夫。それを自分の身を持って確かめてくるよ。
ヤシルがスイーツを買って帰るというのでついていく。トルコはスイーツを売っているお店がいっぱいだ。
いただきます。
トルコのお菓子ってスポンジに砂糖水を含ませてるものが多い。
おやつの後は夕食。うまかったーーー!!
ぼくは手書きのノートを持っていて時々色々書いている。ヤシルの前でそれを書いていた。それを見てヤシルも自分の書き溜めたノートを見せてくれた。(中身は見てない)
ヤシルはイランをテーマにした小説を執筆しているそうだ。
ヤシルはこんな状況になってしまって別れざるをえないことを残念に思ってくれているようだった。「またトルコに来ることはある?」と尋ねられた。「もし来れた時にはヒッチハイク旅でも一緒にしよう」と誘ってくれた。彼は高校生の時にトルコ国内でやったそうだ。
トルコでヒッチハイクでなくても、世界のどこかしらで一緒に旅ができそうな気がする。