HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

イングランドの風が吹く(Renwick→Grassholme)

もう夏だからなのか、南下してきたからなのか、イギリスもやっとあったかさを感じられるようになってきた。とはいえここイギリス本島の中部は日中20度程度で依然涼しい。サイクリングにベストな気候だと思う。

この日はカンブリア州からノースヨークシャー州に入った。地図アプリで表示されるメインロードを避けて田舎道を選んで走った。小さな丘の連なり、小さな家や教会や農家さんの家がぽつりぽつり。そうそう、イギリスってこんなかんじ。この国に入ってもう3ヶ月。イギリスらしさというものが自然になってきた。

5人目の人の家をノックして顔を出したフィオナさんは開口一番、笑顔で「キャンプというか、むしろ部屋が空いているよ」と誘ってくれて、ご自宅の空き部屋に泊まらせてくれた。ダブルベッドを独り占めする贅沢さ。かなり暗くなってきてからだったのでとても安心した。

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朝食にシリアルをいただいた。リチャードさんのお好みで豆乳をいただきます。自分も牛乳より豆乳の方が好みです。

リチャードさんは奥さんとお父さんのジェフさんの3人暮らし。

お父さんが自分の昔の写真を見せてくれました。

柔道をやっていたころの写真。

このベイビーがジェフさん

上がジェフさんのお父さん。下がジェフさん。

いや、やっぱりアルバムはなんとも言えない面白さがある。その場で何か気の利いた感想を伝えたりしてないけど、すごくありがたいものを見せてもらった感じがすごい。

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リチャードさんにAlstonに連れ出してもらった。イングランドで最も高い位置にある良い雰囲気の町だとか。

愛犬くんの病院に行くついでに。

Alston

動物病院にて、診断結果は異常なし。

リチャードさんはこれからご夫婦(今回奥さんはロンドンへ遠出していて会えず)でアーティスト向けの落ち着ける環境を提供できる宿を始めるのだそうだ。

今はご夫婦で個人出版の仕事をしているらしく、アーティストの友人がすでにたくさんいるので良くは分からないのだけどなんだか面白いことになりそうだ。「また通りかかったら今度は家の中に泊まって行くと良い」と言ってくれた。ありがとうございました!

去り際に笛をいただいた。

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イギリスの田舎道には涼しい風が吹く。

フィオナさんのお宅に泊まらせていただけることになった。ふっかふかのベッド、チーズたっぷりのトーストとヨーグルトにクッキー、コーヒーもいただいた。