「好きなだけ居て良いよ」というドギーさんの言葉に甘えて気が済むまで作業させていだくためキャラバンをアジトにして一日中作業5日目。6月最後の日。
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ネットが繋がってるとフラーっとニュース見たりアニメ動画見たりとついつい作業の手が止まります。
そして、何してても結局行き着くのは、自分のやってることのちっぽけさです。
多くの人の関心事にはならない、多くの人の人生の助けにも参考にもならない、多くの人の心を打つようなクオリティも芸術性もない。(自分の納得できる水準の結果が生まれていない、ということ)
自分のサイズは宇宙の中の塵程度のものでしかなく。惑星や隕石レベルくらいのサイズに見える他人を見て、自分の無意味さを思う。そうやって自分の出来栄えしか考えず広い世界に目を向けられない幼稚さもまた残念に思う。
でもそれでこの手足を動かすことを諦めるともう本当につまらなくなる。それだけははっきりわかっているから踏みとどまれる。なんとかしなけりゃならない。
このだっさい頭と体と手足で生きていくしかない、そのまんまやるしかない。もっと出来の良い頭や身体に乗り換えるなんてことはできない。今日もこうして拙い人生と言葉しか紡げぬ恥を晒していく。
諦めというのも使いようです。この人生につけたい箔は諦める。今回はその程度の人生でしたと、理解されることもチヤホヤされることも人の役に立つことも諦めましょう。諦めるならそこ。
なんも気負わんと目の前を歩いていきましょう。
手足を動かして新鮮な空気を吸うとその気持ちよさを思い出します。
放っておくとつい自己サゲの袋小路に入っていってしまう自分のようなやつにはこのくらいちゃんと諦める瞬間が良い薬になります。
今日もなんとか手を動かせた。