HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

死は人生最後のご褒美(Glasgow)

グラスゴーのジェイク宅で1日作業。休日。自分以外のみんなは出かけていた。

ぼくはいつ死ぬことになっても良いと心の準備を整えつつできるだけ生き長らえようと行動している。

ただ、自分が世の中見渡す限り、マジョリティとなっている死生観は死ぬことを悪いものだと思いすぎていて窮屈だなあと思う。

自分は死ぬことが正直楽しみだ。死ぬ時に伴う身体的な苦痛の類はもちろんすっごく嫌で嫌でしょうがないからそこに怖気付くけど、死そのもの、つまり死んだ後の魂の行方については面白そうだと思う。

臨死体験者とか超能力者っぽい人が死後の世界の体験談を語っていることもあるようだけど、そもそも人の体験なんて自分のそれとは全然別物になるとしか思えない。僕が何を目撃するのかを知る人なんていない。自分が知らないのだから行く。旅と同じだ。

とはいえ、急ぎ死ぬ理由もない(繰り返すけど身体的苦痛が嫌だし)。今いる場所でこの身体のまま、時間切れまでの間、できることを続け、一切の苦痛とは無縁のまま、旅客機が無音で着陸するように死ねたらと思う。

死は人生最後のご褒美。いつでも構わない。