HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

久々のひとり野宿(Glencoe→Tyndrum)

スポークがたくさん折れてしまって傾きながら回転する後輪を直すためグラスゴーへ向かう。道中で大破してしまわないよう祈りながら。

山の景色が雄大でとても素晴らしいのだけど途切れ途切れの雨と風が激しい。

この日はいつも出会うような助けてくれる人に巡り合うことはなく、教えてもらった川辺の野原にテントを張って自炊した。誰の許可ももらう必要のないワイルドキャンプ。完全な野宿。

最初はこうして野宿するだけでもハードルが高かった。警察に注意されるか暴漢か野生動物に襲われるかとにかく心配だった。

今ではもう、野宿ぐらい地球上のほとんどの場所でできるものだと心配しないようになった。そしてもっと高い水準を目指すようになった。もっと遠くの地平を見るようになった。

久々の野宿でその変化を実感していた。

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昨晩泊まらせてくれたアランさんはこのテーブルに座って新聞を読んでいた。こんな景色が日常にあるんだな。

アランさんの奥さんにサンドイッチを作っていただいた。

大変お世話になりました!

昨晩マーリさんから聞いたグレンコーの大虐殺(Massacre)の歴史を踏まえ記念碑の前で手を合わせた。

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森に山に川、スコットランドの自然を眺めながらの道中だった。

夕方ごろから雨が強くなってしばし雨宿り。