HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

今日からまた一人旅(Fort William→Glencoe)

ヒーローズあさひ君(YoutubeTwitterInstagram)との二人旅はこの日まで。久々の誰かとの旅は平和で面白かったし勉強になった。さらに彼とは活動スタイルが少し似ている(特にパソコンを使って作業する必要がある点)ので動作を合わせやすかったのも大きい。動画や写真を惜しみなく撮ってもらい、InstagramFacebookでの近況報告に大いに役立たせてもらった。ありがとう。

個人的な成功体験のようなものとしては、ぼくが普段、この旅のメインとして味わっている日々現地の人に助けてもらって交流することがあさひ君にも体験してもらえたことだった。そしていくつかの出会いは彼の中にも印象に残るものであったことが伺える。それが嬉しかった。

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昨日教えてもらったリサイクルセンターのようなところで自転車修理の相談。後ろブレーキやタイヤなど、少し改善されたが肝心のホイールについては適合するパーツがなかったため直っていない。

車輪の問題を抱えたままだけど、今は物が最も揃う都市圏でなんとかした方が良い。良質なものが手に入るだろうし、いろいろな人がいる分良い人にも巡り合える可能性は高い。ここから150km以上移動しなければならないのが心配だけど、グラスゴー(Glasgow)でなんとかしてもらうことにした。もし自転車が大破したらヒッチハイクで素晴らしい人と出逢おう。

グレンコー(Glencoe)で夕方を迎える。

何人かの人に寝場所を尋ねたが、ここも観光地故になかなか難しい。一度は親切な方が町をでてすぐの大きな公園に連れてきてくれてぼくも「ここに泊まります、ありがとうございます」と笑顔で挨拶したのだけど実際にテントを設営してから「やっぱり違う」と思い直し町に戻って聴き込み再開。

アレンさんという男性が訝りながらも倉庫の中にテントを張らせてくれることになった。風にも雨にもさらされる心配がなく、電気とWi-Fiもとれる、自分にとっては大変優れた場所だった。

テントを設営して倉庫の外で深呼吸すると、通りがかりのご近所さんのマーリさんという方(アレンさんの幼馴染だそう)と立ち話になり、そのままお宅の中に招き入れていただき、お茶やサンドイッチ、コーヒーもご馳走になり、明日の朝のためにとさらにサンドイッチと水筒のコーヒーもまた用意してくれた(サンドイッチはその後寝る前に小屋の中で食べ切りました)。

マーリさんは元看護婦さんで、お世話好きな、良い雰囲気の人だった。おしゃべりも好きで、最近始めた養蜂のことや、このグレンコーでの歴史について教えてくれた。こうした時にたくさん話せたら良いなあ。英語も歴史もなんでも知っていたらなあ。と思う気持ちもある。そう思えるのならいずれそうなれるだろう。

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お世話になったリサイクルセンター

グラスゴーまで150km超。後輪が大破しないよう祈りながら進んだ。

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グレンコー。この後降る雨の中寝場所を捜索した。

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マーリさんが見せてくれた蜂の巣。

トーストご馳走様です。チーズが濃い。

マーリさん、ありがとうございました😊

テントを張らせてもらったアランさんの小屋

その後小屋の中で明日の朝のために作っていただいたサンドイッチを平らげた。