HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

スカイ島(Scalpay→Culnacnoc)

ヒーローズあさひ君(YoutubeTwitterInstagram)との二人旅は続く。

昨晩お庭でキャンプをさせてくださったドナルドさんが朝食を用意してくださった。ぼくらのキャンプ風景を笑顔でスマホに収めていた。ただひたすらお世話になったので楽しんでいただけたのなら何よりです。

ハリス島を出てフェリーで1時間半。スカイ島に到着。スカイ島はグーグルの地図で見ると本島と繋がっているように見えるのだけど拡大してよく見ると離れている。ちゃんと「島」になっている。スカイ島はスコットランドでも観光スポットの筆頭に推されやすい島。でも自分が出会ってきた人の何人かは「有名だけど一番じゃないよ」と言う人もちらほら。結局行ってみなきゃわからない。

崖と山と海の向こうの島と虹。確かに景色はドラマチックで自転車旅なら走っているだけですごい景色の体験ができた。

それでも当の自分は平常通り寝場所が見つかるかどうかに関心の焦点があたるのでした。

聴き込みはそんなにうまくはいかない。ノーアイデアだったり、ものすごくアクセスしづらいビーチを紹介されたり。

察するに、ここは観光地だからたくさん旅行者が訪れるわけで、地元の方々にとってぼくらは別に特別な存在でもなんでもない。ルイス島の時みたいなすんなりと受け入れてくれる雰囲気はグッと影をひそめたような気がした。

最後はカナダ人の旦那さんとスカイ島出身の奥さんご夫婦の広いお庭にテントを張らせてもらった。「明日はコーヒーを飲みにおいで」と言ってくれた。土地が変わって戦況は不利になったかと思われ焦りはじめていたので、最後に丸く収まって安心した。

テントの中で寝る前に昨日もらった聖書をヘッドライトで照らしながら読んでみる。高校の頃に読んだことのある箇所の英語版。想像しながら読めるから知らない単語もわかったりして面白い。そして当時は居眠りばかりでほぼスルーしていた内容も今だから刺さる部分が多い。というかむしろ今の自分の方向性にジャストフィットじゃないか?「汝の敵をも愛しなさい」は最強の自己肯定じゃないか、と繋がったり。

あと、本を読むという動作そのものが、満たされる感じがする。スマホで文字を読むときには得られない優しい刺激が感じられる。知識が増えるとか英語の勉強になるとかそういうお役立ち的なことより、もっと原始的な喜びが読書の中にあるような気がした。

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ドナルドさんに用意していただいた朝食

シリアルもいただいた

お盆のこの景色がTHE・スコットランドと言う感じかな

天気はとても良い

おうちの中のアイテムたち

ドナルドさん、無条件に受け入れてくださりありがとうございました!

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スカイ島へと向かうフェリー。

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最初の港町。

あれが元いたハリス島。

晴れと雲と雨がどんどん入れ替わり立ち替わり

この日の庭キャンプ。