ヒーローズあさひ君との二人旅(Youtube、Twitter、Instagram)は続く。
昨晩お世話になったロバートさんから紹介していただいた、小さな博物館に勤めるピーターさんという方を訪ねた。
そしてピーターさんのお庭にテントを張らせていただけることになった。二人とも空き部屋に上がらせていただき、ゆっくりと作業もできた。
その晩、先にテントに戻っていたはずのあさひ君が窓をノックする。何があったのかと外に出てみると台風のような天気で二人のテントが吹き飛ばされていた。あさひ君は自分のテントを抑えるだけで精一杯。ぼくのテントはすでに数メートルほど吹っ飛ばされていた。15kgくらいの大きなバックパックを重石に置いていたはずなのにそれすらも含めてぶっ飛んでいた。
しばらく押さえつけながらどうやってこの場を切り抜けようか考えてフリーズする。強風と大雨でテントを押さえつけるので精一杯。何から始めたら良いかわからない。
それでも何とか少しずつ荷物を室内に撤収させた。家族のみんなはすでに眠ってしまっていて、許可を取ってはいないのだけど空き部屋で眠らせていただいた。本当に助かった。この空き部屋がなかったら今晩はかなりキツかったかもしれない。スコットランドの離島の天気は本島よりも風が強い印象。良い経験になった。写真を撮る余裕は流石になかった。。
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ロバートさんと奥さんのバレンシーさんにいろいろとお世話になった。パンとコーンフレークをたらふく食べさせてもらって元気になった。
ご夫婦の象徴、聖書。
旅先で見つけたものを見せてもらったり
大変お世話になりました😊
最後まで見送っていただいた。
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2人での自転車旅。景色はより何もない雰囲気に。
お互い撮影をしてネット上にアップロードする者同士、撮り合う。
普通ならすぐ手を差し伸べるところも視聴者目線になって撮る。
ドローンの性能なんかを教えてもらったりする。参考になる。
「あ、ピート(泥炭)や!」とあさひくんが何も知らないぼくに教えてくれた。
スコットランドには木がほとんどない。でも寒い。ではどうやって暖を取るかというとこの泥炭を使う。土の中に炭素成分がたくさん混ざっていて、これを乾燥させれば燃やすことができるのだという。
ちょうどピートを掘削している村人らしき男性を発見。あさひ君が取材に向かう。自分はその様子を取材する。
ジョンさんというこちらの方はこんなガスや電気の普及したこんな時代になってもピートを掘り続けていることで村でも有名人でした。
ありがとうございました!
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ブラックハウス(この地域の古いスタイルのお家)博物館にてピーターさんを見つける。
博物館にあった当時の暮らしの絵。
石の塀の隙間に雛がいた。
人まずテントを張らせていただいた場所。この時はまだ夜の悪夢が待っていることを知らない。。。