B&Bの奥さんのカーメルさんと旦那さんピートさんのご厚意にあずかり、朝食を腹一杯いただいた。シリアル全種類、そしてトーストにベーコンや卵にハッシュポテト。英国料理フルコース。嬉しかったなぁ。洗濯物もわざわざ畳んで置いていただいた。ご挨拶して出発。最後まで手を振って見送ってくれた。
ダネットヘッドに到着。
特にそこまで心に残るものはない。が、崖の見た目とかそこから見下ろす海とかビュービュー吹いてる風の振動が体に残る。
そして一番はここまで来たのだという事実と達成感。これでいい。
これでイギリス本島北上は終わり。ここからは西側に行って南下する。
自転車のブレーキパッドがもう使えないので、途中の街Thursoで自転車の前輪ブレーキパッドだけを新調する。スポークやカゴなど正直直しておきたい部分はあるけど、節約と、どの程度耐えられるのかという実験、今後の出会いで助けてもらえる可能性を考慮して最低限の修理だけをお願いした。
寝場所は3件目に尋ねた農夫さんの庭にテントを張らせてもらえることになった。オーストラリアやアメリカの牧場で羊の世話をしながら旅をしていたという面白そうな経験がおありのようだった。
ご飯は自分で作る。昨日もらった卵のうち二つが地面に落ちて割れかけたので急いで鍋に放り込んだ。食べ終えたらすぐに眠くなった。
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初めてB&Bというものの朝食をいただいたけれど、このシリアルビュッフェはとてもとても嬉しくなりました。
洗濯物もありがとうございます。
お肉まで焼いていただきました。
こりゃあ幸せでございます。
大変お世話になりました!
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Dunnet Head
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道中見かけたポイント、双眼鏡を持った観光客のおじさんが気さくに「あそこにアザラシがいるぞ」と教えてくれて撮りに行ってみることに。
が、やっぱりそこまで近づくことは出来ずにすぐ海の中に逃げていってしまった。
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郵便受けは工具箱。田舎を感じる。