HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

スコットランドの首都はほどほどに(Broughton→Edinburgh→Inverkeithing)

スコットランドの首都エディンバラをいつものテンションで通りすぎて、さらに北上を続けた。アダム・スミス(筆者は経済学部出身)の出身地でありJ・K・ローリングが居を構えているのだそうだけど人混みと溢れる観光地感を目の当たりにしてささっとトンズラすることにした。

ちょっとドラマチックだったのは泊まり場所探しの方。この日も一軒のお宅のドアをノックすると老夫婦の方が出てきて、家の裏手のアトリエで眠らせていただけることになった。ご自宅のキッチンも使わせていただけたのでガスを節約しつつ、不器用な自分用の料理を楽しんだ。アトリエ内でゆっくり作業ができてとてもありがたかった。

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霜の降りる朝を久々に迎えた。

ハリーさんにポーリッジを作っていただいた。スコットランドソウルフード

マルミテという、醤油と味噌の中間のような味がするものをパンに塗って食べた。好き嫌いが分かれる食べ物らしいけれど、自分にとっては美味しかった。

この倉庫のドアの上に飾られているトヨタのエンブレムは昔、交通事故があった時に奇跡的に助かった時の記念で飾り続けているそうだ。そのおかげで良い出会いに巡り合うことができている。

ハリーさんの撮影したインドの火葬場の写真。火葬場といっても日本でイメージできるそれとは全然違うだろう。ただ延々と次から次へと運ばれる無くなった人の体を焼き続けているのだそうだ。

素敵な出会いをありがとうございました。「近くに寄ったらまたいらっしゃい」と付け加えていただいた。

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エディンバラ

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キッチンと調理器具を貸してもらい、自分の持っている材料で自炊。こんなにしっかりとしたキッチンであのいつもの無粋な料理を作るのが地味にシュール。

食べかけのデザートもいただいた。

今日の自炊はお餞別のインスタントラーメンとのり、そして大量のお米。