ヴェネーツィアに入りました。こんなわたしでもたどり着けましたあのヴェネーツィア。
ヴェネツィアの景色とか雰囲気はもう撮ったまんま、素晴らしかったです。いつもより写真たくさん載せました。なんかこう本当のディズニーランド(「トムソーヤの冒険」のあたり)来ちゃったみたいな。「ああ、ここを真似して作ったんだなー」と実感しながら歩くのは楽しかったです。
でも2時間くらいでスタスタスターっと次の場所に向けて出発ちゃいしました。自分はいつも素敵な建物とか彫刻とか見て「わあぁ〜♡」とかならないし、このあたりの歴史に縁を感じたりもしない。最初は面白がれるけれど、だんだんただ人が多くて大変大変大変と思ってきてしまう。仕事みたいに写真を撮る感じになってきてしまう。笑
なので2時間も居たら疲れて「もういいかな」と思っちゃいました。まだ全部を周れてないのに。笑
これはヴェネツィアに限った話じゃなくて、街並みで魅せる都市圏の観光地全般がそうですね。自分のブログを読んでくれている人の中にはそういうものを見たい知りたいという人もいるかもしれないのですが、自分にそれを期待してるとがっかりすると思います。自転車からの景色と友達の表情とご馳走してもらった食べものとテントの写真がほとんどなので。。笑
思えばずっと「"社会"の中で"イレギュラー"である自分がそのまんまでどうやって生き抜けるのか」というところに一番関心を持ち続けています。
自転車にたくさん荷物を積んで、毎日夜を明かすための場所を探して、一般の人たちにアプリで作った質問文を見せて尋ねて回って、ちゃんとした"仕事"らしい仕事もなく、人に喜んでらえるようなスキルも持ち合わせていないから安定した収入源も貯金もない。今の自分みたいなことやっている人、他に見たことない。
そんなんでも友達ができて。世界の空気を体験できて、人生を楽しめるってもう、奇跡みたいに思えてしまう。だからいわゆる「旅行」っぽい体験は二の次になり、「サバイバル」っぽい衣食住関連の話題ばっかりになっちゃますね。
人間如何様にも変化するので、先々どうなっていくのか分かりませんが、わたしはわたしのまま、この身体が動く限り動かし続け、その位置から見える景色を記録し続けたいと思います。
今日はまた何件かのバーを巡り、教えてもらった公園にテントを張りました。住宅街の中の公園なので近所の家の窓から丸見えのポジションだったけれど出発まで問題なく過ごせました。
・・・写真・・・
スロベニアのスリヴナの村のバーのオーナーさんからいただいたお肉を食べる最近。保存が効くのは強い味方です。
ヴェネーツィアは島みたいになっているので、ながくてでかい橋を渡って行きます。
近づいてきました
振り返るとこんな感じ
ボート漕いでる人がいましたすでに
ヴェネーツィア到着
ヴェネツィア市内は車はもちろん、自転車を持って入ってもいけない。どこかで停めておける場所を探さなければ。
セキュリティの効いた公式の駐輪場は高い。。。
で、その後ツーリストセンターとか警察官に尋ねても「有料の駐輪場しかない」と言われる。それでも1時間くらい探し回っていると(諦めかけた)すれ違ったおじさんが「バイクの駐輪場の中で無料で安全に停められるぞ」とアドバイスしてくれた😊
・・・
というわけでここからヴェネツィアの風景写真いろいろです。
帰り道
その後巡ったバーでまたいろいろご馳走になりました😊
メンチみたいな食べ物!かと思ったら「ポルペッテ(Polpette)」という食べ物だった。ポルペッテはイタリア全土で一般的な食べ物だけど、こうして揚げ物状になっているのはヴェネツィア限定だということだそうだ。
土曜の夜だったからか若者達が遠くの方でしばらく大声で談笑していたけれど、結局静かに過ごせた。