昨晩話した息子さんから朝ごはんを振る舞っていただいた。嬉しや嬉しや😊
僕を受け入れてくれたおじさんはヤコブさんという人だった。今日は日曜日、教会に行ってくるのでここでお別れした。
ちょっとだけ旅の話をして、ゆっくり寛がせていただいた。こうしてお構いいただけるのは本当にありがたいことだと思う。
みんなで写真を撮らせてもらった。
出発前にフルーツとお菓子の差し入れもいただいた🙏
飼い犬ちゃんとも挨拶。
大きな牧場を持っていた。ちょっとだけ牛を見せてもらった。
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出発。今日はブレッド湖というスロベニアでも有名な観光スポットに向かった。
広い平原の奥に山。これが自分の中でのスロベニアのイメージだ
今日は日曜日だからかベビーカーを押している家族連れをたくさん見かけた。
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到着。
もちろん景色は見事だったのだけど、なんか急に「でっかい井の頭公園みたいだなー」と思ってしまった。どうなんだろう。自分くらいかもしれない。そんな感想を抱くのは。
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次はプリモジュさんから推された「ボヒニ(Bohini)」という場所に行く。
ここにもまた湖があって、ブレッド湖よりもさらに山の中に割り入ったようなイメージの場所。より自然のままを堪能できるとのことで行ってみることにした。
ボヒニの湖に到着する前に日が暮れてしまったので観光は明日に回し、宿探し(という名目の野宿場所探し)。
ここからがなかなかタフだった。結果から言うと合計4時間、-5°Cくらいの気温の中をを走った。
いつものようにマップで目星をつけてバーを当たっていく。けれどここ、ボヒニは巨大な国立公園になっていて観光向けのスポットだった。宿はたくさんあるけど基本的に屋外キャンプ禁止であるということを聴き込みの中で把握した。
「キャンプ禁止」と聞けば基本、諦めたくなる。
けれども一年以上旅をした中で実感していることがある。
「隣の人の常識は180°C異なる可能性」が常に存在する。
一人や数人に尋ねて「キャンプ禁止」と言われても、次出会う人からは「あ、ここでできるよ」と言ってもらえる可能性がいつも存在する。
手足がすごく冷たいけれどマップに出てくる飲食系のお店を全て調べ終わるまでは走り続けるつもりで行った。
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満月かほぼ満月の明かりで、街灯などひとつもなくても、景色がうっすら見える。立派なアルプスの山が遠くの方に見えてすごく綺麗だった。写真を撮る余裕がないけれど、むしろ日中よりも今が一番綺麗なんじゃないかと思えるほどだった。
余裕がなくて、適当に撮った写真しかない。もっと良い景色の場所で止まって写真を撮っておけば良かったと今更後悔している。
さあ、なかなか場所が見つからない。
20時半ごろ。「もうこのバーが最後だー!」と訪ねたのはご夫婦で営業しているバーだった。
相談をすると二人で何か考えてくれて、結局テラス席にテントを張らせてもらえることになった。
やあ〜すごーく助かった。。
最終的には辿り着くことができた。
暗くて寒い道を走り抜いて良かった。
オーナーさんはこの気温の中での屋外キャンプをすごく心配してくれたようだった。本当に感謝です🙏
「もう閉店ギリギリだったよ。たどり着けて良かったね」と労ってくださるオーナーさん。
閉店間際だけどお茶と「シュノプスšnops」という強いお酒をいただいた。ブランデーみたいな感じ。どちらも冷えた身体に効いた。。
内装を眺めて「へえ〜」とカメラを向けていた。スロベニアのトラディッショナルスタイルらしい。
安全に夜を過ごすことができた。