HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

寒さを知っている人は優しい(ズノイレZnojile→コバリドKobarid→ヴォラリェVolarje)

家主のアレシュさんから朝食とコーヒーをご馳走になった😊

やっぱりミルクとセットでいただいた。カフェラテがスロベニアのスタンダード。

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アレシュさんからは「ゆっくり準備していきな」「なんなら数日居てもいいよ」とお心遣いいただき、作業をさせてもらったり一息ついたりゆっくりした。

ガレージの同居人(飼い猫)はすぐにぼくから逃げる子だったけど我が家には侵入。

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テントのファスナーが閉まらなくなるという事件が発生。

直し方はないかと検索してみたらすぐに出てきたので試してみると本当に直った!!

便利な時代だ(参考にしたサイト)!

こうして皆無だった生活力は少しずつ向上していく。

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向かい側にご両親の家が建っていて、近々自らリフォームするそうだ。村での暮らしをする人はなんでも自力でやっちゃうイメージがある。そういう人とたくさん会ってきたけれど毎回尊敬する。すごいなあ。

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午後になってから出発した。夜に突然家のベルを鳴らす旅人を笑顔で見送ってくれるなんて自分はなんてすごい人と出会ったんだろうと改めて思う。

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・・・・

昨日から引き続いて、山の中の道路を走り進む。

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集落を俯瞰してすぐにどんどん降っていく。

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スロベニアの鉄橋。ここに電車が通る。

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イタリアに入る前の大きめの町、コバリドに入った。

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川が青くて綺麗

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コバリドの町。山の中腹にあるコロッセオに囲まれた教会みたいなところが見所のようだ。

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ここのあたりで夜まで作業をしてどこかでキャンプができたらいいなと思い、あたりをキョロキョロしていると、通りがかったおじさんが「何か助けが必要か?」と話しかけてくれたので事情を伝えると、先程のコロッセオ教会の近くにちょうどいいスペースがあると教えてくれた。ありがたい。これでゆっくり作業ができる。

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安心して落ち着けそうなカフェバーに入店。

コーヒー一杯だけを注文して長居する客モード。

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結局6時間くらい作業をしていた。

その間に珍しがって声をかけてくるお客さん何人かと話した。

閉店近くなって話しかけてきたおじさんはぼくが日本人だと自己紹介するなりすぐに「ワーオ、ジャパンジャパン!」と楽しげになる。

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一語一語ものすごく間が開く英語でコミュニケーション。

ビールをジョッキでいただき。

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「今日どこに泊まるんだ?」話になり、

「教会の近くでキャンプします」と言うと、ものすごく心配してくれて「家に来なさい」と提案してくれた。

車で来た道を10kmほど戻り、村の中にある大きな家の中に入れてもらった。

チーズと生ハムとパンをいただいて嬉しい😊

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ソファーで眠らせていただけた。

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野宿をするつもりで自分から人と繋がるための努力もしなかったけれどこうして安全なところで泊まらせていただけることになった。不思議でありがたい日だった。

上手くいけば明日、スロベニアを出国するけど、スロベニアに滞在してきた今日を含めた8泊、完全な一人野宿は無かった。必ず誰かが寒さを心配してくれて、家や倉庫や屋根の下で泊まらせてくれた。寒さを知っている人たちは本当に優しいような気がする。