不思議な雲行きだった。10km程度で首都ザグレブに到着する。
県内へ。
毎度首都や都市圏ではどうやって夜を過ごそうかが課題になる。
でもここでは中心街に入る前になかなか広い公園を見つけた。今夜の寝場所候補にする。
さあ、中心が見えてきた。めちゃくちゃでかいザグレブ大聖堂が既に見える。
中心地に入ったらもう景色がえらいこっちゃ。撮るのが忙しい。
そして、大聖堂に来ました。いや〜でっかい!!
この自転車の小ささですよ。
望遠を駆使して造形も見えるように撮ってみた。12世紀初頭のネオゴシックスタイルと言うやつらしい。
大聖堂の周りの景色も趣深い感じがする。
体力はあったので、夜になってからも歩き続けて撮ってみた。
バン・ヨシップ・イェラチッチ広場と言う待ち合わせによく使われるらしい広場。クリスマスが過ぎても2週間くらいはクリスマスムードだそうだ。
石の扉(Kamenita vrata)という中世に建てられ建物があって、この中に聖母マリアが祀られている祭壇がある。ずっと立ち止まって静かにお祈りしている人がちらほら。
祭壇の中をちょっと撮った
こちらは13世紀に建てられた聖マルコ教会。
キャンドルが「NE(No?)」だったけど何か意味があるのか。。
気温は0か−1かで確かに寒かったけど歩いている限りあったかいし、冬場とだけあって観光客は少なめで歩きやすかった。今までは夜なんて歩けたもんじゃないと思って避けていたところがあったけど、案外やれるもんだと思えてきた。
田舎のノリで寝場所を求めるのは厳しかったので結局最初に目星をつけていた公園まで5kmほど走って戻った。
付近のバーのお兄さんに尋ねるとこんな寒い中大丈夫かと心配されつつ「公園なら静かで危なくもないから大丈夫だと思うよ」とお墨付きをもらった。
夜な夜な広い公園の中で安全に夜を明かせそうな場所を探した。めちゃくちゃ寒いのにベンチで酒盛りしている若者グループがいたりした。すげえ根性だなと感心した。1時間くらい見回ってテントを張った。