12月が始まった。レストランのオーナーであるお父さんは「もう1日滞在して生きなよ」という感じだったので居させてもらうことにした。昨日の疲れのイメージがまだあって、座ってゆっくりしたかった。
レストランの従業員みんながとても親切で、朝のコーヒーから夜ご飯まで、満足すぎるくらいご馳走になった🙏
ハルンという20歳の従業員が翻訳機を使っていろいろ話をして仲良くなってハルンが店の写真撮影を色々と頼んでくるのでそれに応じてまた少しだけ写真を取った。
マグライという町が近くにあって、ちょっと見所があるようなので、軽く運動する気持ちで少しだけ観光した。古いイスラーム世界の建物とけっこう寒いのですぐに帰ってくることにした。
あまり気張らずに力を抜いたような日だった。
ボスニアコーヒーを所望する。若者的には外ではエスプレッソ、家ではボスニアコーヒーという感じだという。
モスタルの風景
レストランと同じ屋根の下、パン屋がある。こちらでは女性が毎朝パン生地をこねているみたいだ。
ブレクを作る過程を見せてもらった。
最終的にこうなる。
朝食にチーズ入りのパイを頂いた。ずっしり重い。上にかかっているのはヨーグルト。もちろんすごく美味しい。
いくつか料理の撮影を頼まれた。その時の状況下で真剣に撮影するけど、やっぱり難しいなあ。本当によく日本でフリーカメラマンなんか始めたよ。
店の外には羊を丸焼きにするための小屋がある。「jagnjetina=ヤグニェティナ」は子羊の肉だそうだ。
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身軽になってマグライをちょっとだけ散策。
Srebrenica(スレブレニッツァ)というのは小さな町の名前、そしてこの石碑はそこで行われたスルプスカ共和国軍によるボシュニャク人の大虐殺を忘れるなというメッセージ。ボシュニャクが住んでいる地域ではたくさん見かける。「8372」というのは殺害、または行方不明になったボシュニャク人の数だそうだ。
川を隔てて向こう側が旧市街。
夕食を用意していただいた🙏
豆のスープ。仔牛の肉が良い味出してます。パンは塩気が効いてて美味しい😊
酢漬けした野菜。丸ごとのペッパーがいいアクセント