起きたら雪だよ。
寒いって!昨日濡れた服は乾かないし!
季節ってのは、行ったり来たりしながら変わっていくんですね。今更、この身をもって学んでいます。
誰の許可ももらっていなかったけれど特に誰も現れなかったので多分大丈だったんだろうな。
というわけで、この天気にかこつけて作業日とした。良いカフェを見つけて二日分溜まったブログを更新したりその他いろいろ作業に手を付けることが目標。
寒い日は起き抜けが一番きつい。結露で濡れたテントを手をひんやりさせながら畳む。
いや〜、遠くが見えねー
マップを検索してカフェを探すけれど、海外でちょっと地方よりだと、検索に引っかからない店が結構ある。走り出して見回った方が早い。
昨日通り過ぎた街の部分に戻ってカフェ探し。
で、二件目くらいで見つけた。
狭めの店内。
こんな天気だからか客がほぼ満席状態。
そこにでかい荷物積んだ自転車の外国人が入っていくのだから注目の的になる。
恥ずかしい。身体が縮こまってしまう。
ちゃんと作業できるカフェを見つけるのは
日本で探すときよりもちょっとめんどくさい
英語が分からない人は多いしノマドワーカーなんて人種はいないからWi-Fiと電源が揃っていないところもちらほら。
あとはファッキンパンデミックなご時世なのでテイクアウトのみの営業だったり、閉まっているところも少なくない。ちなみに飲食店の営業時間は基本どこも夜8時まで。
が、ここは全て大丈夫だった。
店員さんがフレンドリーに電源が近い、1人で作業のしやすい場所を教えてくれる。わざわざ充電中の携帯置き場として別の椅子まで持ってきてくれる。協力的な姿勢でいてくれることがとてもとてもありがたいことだ。
さらに「うちは飲み物しか出していないから何か食べたければ外で買ってくると良いよ」と教えてくれた。これもめちゃくちゃ貴重だ。。!
かくして、この大雪の日を乗り切る最高の作業スペースに出会うことができた。
50ディナール(60円くらい)のトルココーヒーを注文。基本どこのカフェでも一番安いコーヒーはこのトルココーヒーだ。
食べるものは昨日編み出した必殺節約満腹セット。
パン屋でパン500g40ディナールと肉屋でソーセージ200g40ディナール(合わせて96円)をゲットしてくる。絶対こんな食べ方している地元の人なんていないだろうなあ。周りの目を気にしながら食べる。
ソーセージはさすが、こんなに安いのにちゃんと旨味が乗っている。セルビアは肉の国なんだなあ〜と改めて実感する。
パンは素朴だけど悪くはないですよ。
あとはずっと作業した。のらりくらりと。
今使っているAdobeのソフトが今月末に更新になるけれど金欠で更新が叶わなかった場合の代替案を見つけておかなければ。
いくつか有力そうなフリーソフトをダウンロードして使用感を試してみる。が、有料ソフトに慣れてしまった自分ではこれらはとにかく使いにくかった。作業がとんでもなく遅くなる。これは雲行きが怪しい。うーむやっぱり頑張ってお金を集めるかなあ。でも、毎年12000円くらいのお金を支払うのもなんだかなあと思ってしまう。あれこれ悩んで結構時間が経った。
ひと段落したところでブログも更新。
さて、自分が乗り越えなければならないブログの宣伝にも着手。とりあえずFacebookに投稿しようか。
しっかし、いやあ自分はどうもSNSが好きになれない。コメント欄とかで人からの評価をあれこれ聴くのは好きじゃない。正直なところ。
それに、「お金が無くなってきた」って言っちゃうのはやっぱりなんかこう、見られ方が悪い気がして気が引ける。綺麗に表現できるように言い方を考えるけれど、そうすると返って伝えたいことが伝わらない気がする。
そんなふうに、短い文章を紡ぐのにもめちゃくちゃ時間がかかってしまう。
もう外はすっかり暗くなってしまった。まだ雪が降っている。
ストレスフルな疲れが溜まって何か食べたくなってしまう。
というわけで再度食料調達のため外出。
お店の人には大変申し訳ない気がしたのだけれど、
「気にすんな」という感じの笑顔を見せてくれた。
働く人の気がいいお店というのはこういうところのことだと思った。
またソーセージとパンの100円セットを調達して店に入ると
オーナーさんが
「なんか飲む?」と
ビール差し入れいただきました。
ありがとうございます!!!!!!!
買ってきたソーセージと一緒に食べる。
さっきと違う種類のものだけどこれはちょっとこんにゃくみたいな油の塊っぽいのが中にたくさん入っているだけであまり美味しくはなかった。何かの料理に使うのかな。
ビールはうまいです!日本で飲んでたのよりもまろやかな飲み口、、、のような気がする。
作業に取り掛かろうとしたけれどもう気力がなかった。
結局、SNSへの投稿作業は9割くらいまで書き上げて、閉店時間。
明日に持ち越して頭を切り替えよう。
結局50ディナール(60円くらい)だけ払って10時間も居座った外国人です。
ほんともうごめんなさい。
そして本当にありがとうございます。
あまり大した話もしなかったけれど、素晴らしいお店でした本当に。
お肉屋さんのすぐ隣です。
雪が雨に代わり、ほとんどやんでいた。今日は気分的に野宿でも良かったので
また同じところにお世話になった。笑
翌朝の写真。
野宿の準備をしながら自分の中で段々とSNSに投稿するイメージを固めていった。
物理的には進まなかったけれど大事な部分は進めることができた。自分の手の動きは相変わらず鈍いけれど、今はゆっくり一つの国に滞在する時間もある。どんなスピードであれ歩みを進めるのみだ。