寝場所を求めながら走りつ続けてコソボに入国した。
入国管理局のお巡りさんたちがフレンドリーでのっけから明るい。気さく。
寝場所を相談したらガソリンスタンドを紹介されて、行ってみたらスタッフさんもフレンドリー。そのまま使っていない屋内スペースにテントを張らせていただくことになった😊
珍客の存在を楽しんでくれるこの感じ、トルコを思い出すなあ。夜に入国した自分にとって未知の国、コソボの旅はとても暖かい滑り出しになった😃
デビルズタウンから降りた時には真っ暗だった。
途中寝場所を紹介してくれた人と巡り会うことができたが、暗くて人気の全くないところに建っている元・牛小屋っぽいところに案内されて、そのままその人は自分の家に立ち去っていったので、あまりそこには縁がなさそうだと感じて別の場所を探す。
もともと予定していた進路を辿りながら寝場所探し。
天気予報ではこの日の夜中から雨が降ってくるようだった。ブログの更新と電源補給の必要性から、できるだけ電気とWiFi完備の屋内スペースをイメージして探す。
道端に会った古い教会らしき建物は屋根がガラ空きだ。
どんどん進んでいくけれど、そもそもちゃんと明るいところが少ない。セルビアの中でもかなり田舎の方なんだと思う。ヘッドランプの灯りと時折追い越していく車のライトで道路の様子を確認しながらゆっくり進んだ。
途中いくつか東家のようなところを発見して検討してみるけれど「やっぱり先に進もう」となる。体力はまだ限界じゃないし、明日雨降りの中進む方がめんどくさい。
で
結局国境に到着した。
コソボに入って引き続き探そうか。
しかしそもそもフリーで入れるのか?
PCRとか言われるのか?ううむ。
お腹が減ってきたのでもらったサンドイッチを食べる。
国境を睨みながら、通れなかった場合のいろいろな想定をシミュレートした。
で、動き出した。
まずセルビア側のイミグレーション。
なんなく通過。管理官の人が穏やかな笑みを浮かべて送り出してくれた。
続いてコソボ側のイミグレーション。
コソボは9割がアルバニア人だとネットに書いてあったけれど、どんな人たちだろう。
何やら警察官が4人ほどで談笑している。
自分を見つけると
「ヘーイ!😃」
と笑顔で話しかけてきた。
1人だけ英語ができる人だったのでいろいろ説明したら「グッドラック」と笑顔で反応してくれた😊
あれ、コソボの人、明るい?
そして
警察官たちと話している間に入国スタンプは押されていた。
いやー全然難しくなんてなかったー!
ついでに寝場所の相談を振ると
「2km先のガソリンスタンドに聴いてみるといいさ」と笑顔で送り出してくれた。
おおおおお〜!さっきまでの暗い景色が一気に明るくなった感じがする😊
さあ、コソボがはじまった!
いろいろと難しい事情の話を聴いていたけれどその実情はいかに。
お店に立ち寄ったりして物価を確認してみる。
うん、全体的にセルビアよりもちょっと安め。嬉しや😆
そして店員さんがやっぱりなんだかオープンマインドな感じがする。ちなみにマスクについては全然厳しくない😃
そしてガソリンスタンドに到着。
マーケットスペースに入った瞬間「ヘーイ」とスタッフに明るく迎え入れてもらう。
事情を説明すると(やっぱり英語を解する人がいた。結構みんな英語が上手なのかもしれない。)真剣に考えてくれて結局すぐ隣に併設されているの改装工事中っぽいレストランの中で眠らせてもらえることになった😊
電源もWi-Fiも使わせてもらえて本当にありがたかった😊
ジュースをお出ししてもらい、みんなから旅の話を聞かれたり、逆にコソボのことを尋ねたり。わいわい楽しませてもらった😊
記念写真にも応じてもらった😊
いやあコソボ、明るいぞ。明るい。なんだろう。すごく楽しみになってしまった😊
やっぱり理想の寝場所をイメージして進み続けて良かったなあと思う。その先には出会えたことを楽しみあえるまあ見ぬ友人が待っているかもしれないんだ