HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

スコットランドで季節がひとつ戻った(Gretna→Newton Wamphray)

スコットランドに入った。

のどかな道を選んでゆっくり進む。でっかい野原に羊がいっぱい。あっちの遠くの野原にも小さな羊。親羊に子羊。風が吹いて空気は少し冷たい。季節がちょっと戻ったかのよう。

スコットランド人は優しいと伺っていたので期待を胸に家のベルを鳴らす。3軒目に尋ねたのは四つ足の杖をついているくらいのお婆さんで、所有されている土地にテントを張らせてくれた。インターネット等は一切ないので作業はせず、ゆっくりお湯を沸かせてコーヒーを飲んでのんびりした。

夜の空気もまた一段と寒く感じる。なんだか季節がひとつ前に戻ったかのようだと思った。気持ちの良い場所に来た。

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奥さんのポーリーンさんが朝食を用意して下さった。

シリアル、トースト、コーヒー、とてもありがたい。冷えたカメラが曇っている。

「このGretnaは結婚式を挙げる場所として有名なのは知ってる?」と尋ねられ、そんなこと知る由もない僕は彼女の車に乗ってプチ観光に出かけるのだった。

泊まらせていただいたお宅はギリギリイングランド。この観光でスコットランドに一時的に入ることになった。

すごくざっくりとしか書けないので申し訳ないけど、当時のイングランドの法律では結婚が厳しくて、それでも結婚したい男女がスコットランドのGretnaに来て結婚式を挙げる、ということがよくあったそうです。その名残で現在も人気の結婚式スポットなんだとか。

ここで記念写真をよく撮影するらしい。

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帰宅。

洗濯物も干していただいた。

雨を凌げるように入れさせていただいた倉庫。

大変お世話になりました😊

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今度は自分でスコットランドに入境。

Gretnaの教会

この自転車なんて言うんだっけ、思わず写真を撮ってしまった。

景色は田舎らしくなっていく。

羊がいっぱい。

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寝場所捜索開始、最初に尋ねたお宅の方はアイルランド出身の方で、寝場所の提供は難しいのだけど親身に考えてくれて、食べ物を分けて下さった。

ありがとうございました😊

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その後すぐ近くで落ち着いたお宅の土地。

今日も自炊。カップヌードルとシーチキンと米とを一つの鍋で茹でてケチャップ。毎度こんな適当な料理で幸せを感じられる自分が恐ろしいです。未だ共感していただけた数はゼロ。おれって恐ろしい。