財布が無くなって、物は無くなるんだという感覚がいっそうリアルになった。財布を買ってくれたあの世の友はそんなこと全然気にせずただ楽しめと思っていそうなタイプの人だ。それでもずっと持っていたかったけど、これは物への執着心をより無くしていこうというメッセージなのかもしれない。最後は自分の身ひとつだし、この世を去るときは体すら持っていくことができない。そうやって大きな損失に対する心の整理をつけた。
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田舎の道を走って走って、とある村で庭で作業をしていた老夫婦にテント泊の交渉をしたら、最終的に家の中のソファーで眠らせていただけることになり、夕食やお酒、シャワーに洗濯、至れり尽くせりの環境で泊まらせていただけた。
旦那さんがこの村の村長さんだということで、とても気前の良さを感じさせていただいた。
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受け入れていただいた
とりあえず、という感じのビールをいただく。
ご家族の写真、真ん中は旦那さんがマクロン首相と握手をしているところ
ブルゴーニュワインをいただいた