昨日の件だけに限らず、自分の中に浮かぶ悩み事は基本いつも答えがどこかに存在するわけではなく、自分で決めるだけという質のものがほとんどなので、その自分がおかしな方向に舵を切ってしまわないよう自分を感じ、その状態を整えることに徹する。やり方は手探り。思いつくアイデアはどんどん実行する。問題の棚上げをしたり、忘れたり、リラックスしたり、美味しいものを食べたりetc。とにかくこのステップをすっ飛ばして答えを出そうとしないこと。
ここ数年でスッとそのことを思い出して実行するようになってきた。それは成長だと感じます。
この日はボローニャに向かってもくもく進み、通り過ぎる景色にカメラを向けて、田舎のバーで作業をして、ファームステイのできる牧場でテントを張りました。
といっても、全てのアクションの中では自分を感じることに焦点を充てています。感じるということは目に見える行動にも写真にもならないので「こんなことをしている場合ではない、いろいろ先に進めねば」と思いたくなるけれど、そういう誰が決めたわけでもなく自分で設定している義務感やそこに紐づく焦燥感は飛ばします。その他、自分を追い立てる気持ちの悪い感覚も全て飛ばします。背追い込んでしまうものをおろしておろしておろしておろす。
何をしてもいいし、何もしなくてもいい。気持ちの良い感覚だけになる。そういう感覚になれるようにひたすら感覚面のデトックスに徹します。うまく出来なくて何度も気持ち悪くなるけれどそれでも諦めずにトライする。時間は無制限。必ず良い波はやってくるし、まあやってこなくても良い。
いまこの時できる最善を尽します。
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田舎の教会や畑の景色たち。のどかなイタリアの中を走りました。
