空が明るくなる前にバスで出発。60人くらい乗れそうなバスで乗客は自分含めて7人くらい。バスの一番後ろの左右別れていない座席で倒れて眠った。もう眠すぎなのでここで休息だ。
ギリシャに入国。国境では自転車を一旦おろしたり、PLFという事前に申請してもらった証明書を印刷した紙とPCR検査の陰性証明をきっちり求められた。国境でも何やら検査をしているところがあったのでこれは手ぶらで国境に行ってもその場で検査をしてもらえるのかもしれない。参考になる。
アテネに到着。走った時間は14時間。デイヴィッドに紹介してもらった友人イェニスと連絡を取り合って合流。アテネの中心から30分くらい移動したところ。そのマンションで彼はご両親と一緒だった。その屋上でキャンプさせてもらった。遠くに小さくアクロポリスが見える。とても贅沢な場所じゃなかろうか。
お父さんはジロカストラ出身のアルバニア人だということで、これまたアルバニアっぽいフレンドリーさが漂う人だった。言葉がろくに通じないが身振り手振りのカタコト自己紹介で楽しんでくれる。
アテネなんて無料宿泊困難な大都市の近くで宿泊できるなんてありがたい。デイヴィッドとアナの加護もここで生きている。
到着した時には夜遅かったのでイェニスとは明日話をすることに。おそらく明日、空港に向かうかな。
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朝4時は暗い。
ガラガラだから大胆に眠るのに躊躇なし。
アルバニア国境を通る前に一旦荷物を下ろしてバスが何かチェックや手続きを済ませるのを待つ。
続いてギリシャ国境。ここでも一旦荷物を下ろして荷物検査を受けなければならない。バスは移動こそ楽だけどこういう手続き関連が面倒だ。
一年振りのアテネだ!ギリシャ、確かにギリシャ、改めて雰囲気が違うのを感じる。文字だったり人だったり建物だったり。
テントを張らせてもらった場所。いやあ普段から街中で寝場所探す時は「マンションの屋上にテント張れるんじゃない?」とか心の中で野次を飛ばしていて、そう思っていたのがここで実現したなあ。笑