マクロホリで1週間お世話になっている間にアントニスにいろいろなところに連れ出して行ってくれたのでまとめて写真を並べておきます。
先に感想を書いておきます。
もちろんどこも美しくて、素晴らしくて、自分の乏しい英語の理解力でも少しはアントニスの説明が分かって「この場所が何であるか」ということはなんとか理解できて良い勉強にもなった。が、それでもまあ気の利いた感想が文章で表せない。
これは今回に限らずいつもそうなのだけど、一番心に残っていることはアントニスが「案内するよ」という感じで連れてきてくれたことだ。車に載せてくれて、途中カフェに寄ってコーヒーを奢ってくれたりして、博物館の入場料を2人分払ってくれた。実際に展示物を見ながらアントニスはいろいろと説明をしてくれた。街中では教会が多すぎることとか、歴史的建造物を大切にされていないとか、土地が有効に活用されていないこととか、とにかく行政がダメなんだと込み入ったことまで教えてくれた。アントニスは「英語が苦手だ」と言っていたけれど、この旅人に自分の住んでいる場所のことを惜しみなく伝えてくれた。
ちょっともどかしいのだ。この場所があるから「よし、見にいこう」と出来事が生まれるけれど、何より心に残ることは、その場所そのものよりも、そこにたどり着くのに力を貸してくれた人の存在になる。もどかしさを持ちながら、アントニスが連れて行ってくれた場所の写真をまとめて並べておきます。
Alter of Saint Paul
Paulという人が宣教をしていたそうだ。この真ん中の石段が昔からずっと残っているものだそうだ。
写真右側に描かれているような様子だったらしい。アップするとこんな感じ。
反対側の絵はこんな感じ
Museum of the Royal Tombs at Aegae
この博物館はアレクサンドロス大王の父親、フィリポ2世の墓と一緒に埋葬されていたものが展示されている。ここにあるリアルな鎧がすごいということをアントニスはよく強調して紹介してくれた。
マケドニア王朝のマーク
他にも
Nausa Sacrifice area
この場所は崖になっていて下を川が流れている。戦時中ここを飛び降りて犠牲になった人のモニュメント。
Archaeological Museum of Veria
ベリアの街中にある博物館。
ベリアの街
アントニスの家の近くの街。この街には古い教会があったりした。
古い木のようだった。大きい。
ここはユダヤ人の居住区だった場所のようだ。
街の中に川が流れていていきなりこんな大自然みたいな景色になる。
道路にはトルコまで繋がっていた昔の幹線道路の名残がある。掘ればどんどん遺跡が現れてくるみたいだ。
旧市街。とにかく地価がべらぼうに高くて一応売りには出されているけれど、カフェやレストランが数件あるのみであとはほとんど空き家状態になっているようだった。
街中には古い教会が80件以上あるとのことだった。それはめちゃくちゃ多い。。!
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