12km進んだところで「休んで行け」と声をかけられたお宅の裏手でそのままテント泊。
ここは子供3人の5人家族。奥さんが着手していた手洗いの洗濯。その量が大量で奥さんはもう満身創痍のようなお疲れオーラを全身から溢れ出させていたのでお手伝いを申し出た。普通はお断りされそうなものだけど疲れた声で「ありがとう」と託された感じ、彼女は相当疲れていたと思う。「うちには洗濯機はない、ガンビアの暮らしは容易くない」と漏らしていた。洗濯機のある暮らしという物が意識にある分、余計にしんどく感じるだろうなと思う。
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朝の掃除風景。ここでは枯れ草を紐でまとめたものを箒として使う。誰の箒を見ても柄がない。
ムサが出発前にバターパンとコーヒーをご馳走してくれた。
ムサの家族の女性陣も仲良くしてくれました。「もっとここに滞在してウチの一員になりなさい」と言われ後ろ髪引かれつつ出発した。
村の境界まで送り出してくれるムサ。
「ジョラ人は旅人を特別歓迎するんだ」と昨晩話していたのが印象的だ。先日のラミンもまた特別フレンドリーな男だった。
ムサは爽やかなスポーツマン的なカッコ良さが漂っている男だった。男にモテそうな男。
また一つ心に残る出会いになった。ありがとう。
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道路を歩くぼくを休憩に招いたのはダビド。そのご家族。お家は現在工事中だ。
家の裏手に広い敷地があって、ここにゲストハウスを建てたいと言っていた。
家の外で水を汲み置く。
昼食に煮込んだ草にパーム油をかけたプラサをいただいた。
洗濯を終えて揃って休憩。コンクリートブロックの上にござを敷いて横になる。
お祈りの時間
それから裏手の庭にキャッサバを植えていた。雨季の今が植え初めの時。
家の裏手にテントを張らせてもらった。