HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

出発前に鍋が欲しい(Sukuta)

昨日の撮影の編集は昨日の夜のうちに終えて、今日にも出発はできる状態になった。が、出発は明日に延ばした。追加の注文に対応するつもりだったけど、要はなんとなくである。

夕方から大きな鍋が欲しくなる。モロッコアトラス山脈で失くしてしまってからずっと持っていない。ずっとパン食だったり誰かにご馳走してもらったりで出番がなかったので対応が遅くなった。セネガル以降は米食が中心になるし、これから久々にたくさん歩くとなると必ずどこかでどかっと食べたくなるタイミングはあるので、出発前に手に入れたい。

鍋はサイズさえ手頃ならあとはどんなに質が悪くても良いので安く手に入らないか、もしくは道端に落っこってないかどうか目を凝らす。が、都合よく捨てられていたりはしない。一応小さな家具屋を見に行ってみたけどお値段は700円くらい(自分には高値)するのでスルー。何かのご縁で貰えないかなぁ。

路上でマンゴーを売る少女達は通りがかるぼくに「チャイナ!インディア!」と背中から声をかけてきてクスクス笑っているので、話しかけて鍋を売ってる店への道案内をお願いしたら連れて行ってくれた。そして「アイス買ってくれ、そのカメラくれ」と遠慮がなかった。笑

鍋探しに出歩いた足でそのままシモンのレストラン『The Mixed Grill House』へ。シモンに鍋のことを話すとおすすめの店を紹介してもらったので明日はそちらへ見に行ってみることに。歩き疲れて店の席に座らせてもらっているとビールやカクテルを用意してくれた。ありがとう。

シモンが入れてくれたカクテルは絶品だった。甘さや苦さや塩味のブレンドがすごく絶妙。

撮ってくれ、と言われて画角を整える間も無く咄嗟に撮った。

バナナの木が良い感じ。

生搾りマンゴーカクテル

お店のメニューのデザインはかわいらしい。

ガンビアの現地スタッフと談笑。

ちなみにガンビアでは挨拶する時は「How are you?」は必ず入る。それを繰り返し尋ねたりする。それから「ご両親は?兄弟は?親戚は?」とどんどん尋ねて時間をかける、それがこちらでは良しとされる挨拶。シモンから教えてもらったのだけど、スウェーデンや日本とはもう真逆の習慣だね、とお互い同意した。ジャパンで家族のことまでどんどん尋ねるなんて不審者扱いされることもありそうだ。それだけアフリカでは家族の繋がりは強めである。

お客さんの子供に手品を披露するシモン。

レストランの場所