HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

写真編集作業(Bakau)

撮影があれば編集がある。今日の5時間くらいは編集に費やしていました。本心ではもう写真家ではないつもりでいるのだけど、やりだすと言葉にし難い追求したい部分がいろいろ出てくる。自分はどう転んでもカメラを持とうとするんじゃないかなぁと思う。

ガンビアでは電力を町の営業所まで直接購入しに行かないと止められてしまう。この電力を「キャッシュパワー」と現地の人は読んでいる。銀行引き落としとかそういうシステムが普及していないのかもしれない。作業をしているとこの建物に住んでいるご家族の長女アイシャが「キャッシュパワーがなくなるから支払ってくれないか?」と頼んできた。お金をサラッと頼んでくる友達はセネガルの時からいたけど、ガンビアではもっと顕著かもしれない。お世話になっているし、なんとなく現地の人のお金の助けになることをしたい気分だったのでその場のノリで頼まれた300ダラシ≒750円を手渡した。

金策は要らない」という趣旨の日記を先日書いたけれど、なんだかんだ自分もこのくらいでざわっとする凡夫である。あとから「やっぱり適当に誤魔化したほうが良かったか」とか「こうやってなにかと出費重なってやばいっぽい」とか思ったり。この、芋づる式雪だるま式に増えていく横揺れ不安定な思いを姿勢を正しい縦方向に消し飛ばす。頭のてっぺんと足裏から吹き出していくような。それからすーっと透明になって現実から後退、ハイヤーセルフと繋がり「自分のやりたいことにお金は関係ない」「やりたいことにお金はついてくる」というイメージに徹した。この時はほんとうに消えてしまうんじゃないかというくらい三次元的現実の存在感が薄い。側から見たらぼーっとしている人ということになりそうだけど、このくらい三次元的現実感を薄く柔らかく軽く捉えるというのがデフォルトで良い気がする。

アイシャが夜に洗濯物を畳んでいるのを見かけてお手伝いを申し出た。手伝おか?と尋ねると即答でイエスと答える彼女である。余談だけどアフリカンはなんか質問するとよく理解してなくてもイエスとかOKで相槌打つ人いるから気をつけよう。

アイシャは家族6人分の1週間分の服を手洗いして畳む。アイシャの学校の制服とか普段女性が巻いているスカーフとかドレスを実際に触ってなんとなく仕組みを知ったり名前を教えてもらったり(忘れた←)、「学校好き?」と尋ねると「うん、学校は大事だもん」とか「先生は良い人?」と尋ねると「うん、良い人だよ」とか「モスク行く」と尋ねると「男の子しか行かないよ」とか、他愛もないやりとりをした。

こういうの、旅として充実しているなぁと思う。いろんな家の家事手伝い旅なんてのでも最低半年くらいは楽しめる気がする。家事って人の生活そのまんまであり、その人らしさをいちばん感じられるものかもしれないから、旅の中で家事手伝いって実はいちばんゴージャスなメニューかもしれないよ?自分は生まれてこの方ほとんど家事を手伝ってなかったたわけ者だから逆に迷惑をかけるだけかもしれないけれど。。。

明日もナンシーに同行して撮影に出ます。昨日よりも朝早い。起きられるか。頑張れおれ。

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一昨日に続き今日もいただいた。プラサスPlasasという名前のソースがかかったごはん。

子供達4人分だけの服だったけどそれでもめちゃくちゃ多かった。

お母さんからパパイヤをいただいた。

種の味がワサビだと思って調べたらヒカキンがそういう動画をだしているのを発見した。