HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

移る(Brufut→Bakau)

お世話になったナンシーさんが管理する別の場所に移動した。こちらの建物は大きく、教員の研修のために使う施設であり、普段は使用していない。水道も電気も通っていて使いやすい。空き部屋にテントを張らせていただいた。この施設には地元のご家族が住んでいて、最低限の会話しか交わさなかったけれど、鍵を渡してくれたり、食糧の場所を教えてくれた。4人いるという小さな子供達が自転車に群がってくる。

アイシャという娘さんが洗い物をしていた、12歳だった。何の気無しに手伝った。洗剤は石鹸を使っていたこと、食べたものは「米とソース」だと言っていたこと、飲み水を貯めるための1.5lのペットボトルに石鹸を入れて振って内部を洗っていたこと、それから炊事場を掃除する手つき、桶を洗うときのかがむ姿勢が既にアフリカの大人の女性のそれだったのが妙に印象的だった。ここまで旅したアフリカでは家事は完全に女性のものという認識が常識である印象がある。

お題目であるブログ更新は長めの記事が完成したところで消えてしまい、そこから全く進められなかった。運動や瞑想などの自分で有効だと思っている行為を繰り返しても動き出せず、後ろ向きなことを考えてしまう。まだ更新を終えていないけれど、歩き出すことが必要になってきている気もする。木曜日にナンシーの学校の写真撮影の約束があるので、それを終えてからは作業に固執しないで出立しようと思う。

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泊まらせていただいたお宅を出立。

家一軒分を貸していただいていた。清潔で一人になれる空間はとてもありがたかった。

一歩外に出れば砂の多いガンビアらしい風景。子供達から「Toubab(白人)」を連呼される。

ミントを運ぶ少年。

バカウ

研修に使うための施設。

洗い物をしていたアイシャとその弟

宿泊、猛暑というわけではないけれどテントの中ではなかなかに暑く、扇風機も使わせていただいて快適だった。