HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

ガンビアのモンテッソーリ学校(Brufut)

いつも背負っている小さなリュックサックはもう3年近く使っていて、ビリビリに破れてる。中でも大きな3箇所に当て布をして縫い付ける。慣れた人からすればなんてことない作業だろうけど9割程度までで終わった。ブログ更新には手が回っていない。

泊まらせてくださっているご家族の奥さん、ナンシーがこのバンジュールに設立したモンテッソーリ教育の学校を見学させていただいた。よく耳にしていたけれど実は中身を全然知らないモンテッソーリ教育。ちょっとネットを漁って「子どもの自発的な興味からの学びを中心とする教育」みたいなスーパーざっくり理解だけ持って見学。

子どもたちからすれば自分は当然「何者だ?」となるわけだけど、そこはあまり関わろうとせずにできるだけ静観していなければならない。影からこっそり見ているような感じだった。

子どもたちのクラスは年齢別ではなく、幼稚園組と小学生組というざっくりした2つの分け方で人クラスにつき10〜13人程度だった。

 

いつものことなのかは分からないが静かだった。先生があれをします、これをしますという指示のために声を張るような事がない。楽しく遊びながら学べるような道具がたくさん置いてあるので自然と何かしらいじり出す。

ひとつひとつの物はその場の雰囲気を構成するわけで、楽しそうな物がたくさん置いてあるだけで健康的だ。もう自分の中では学校を見る際、ダラーとの比較になるのでいかにこの環境が豊かであるかを思ってしまう。

ナンシーは2人の子どもたちの通う学校を考える際により良い教育メソッドを探ってモンテッソーリ教育に行き着いてガンビアに学校を設立したという。いろいろな経緯まで上手く聴けなかったけれど、すごくパワフルだよな、絶対。

ガンビアの学校について尋ねた際のナンシーの「もう体罰が酷くて」というジェスチャーで、教育観は世界で異次元並に異なる事を改めて伺えた。

「教育とは教師が与えるものではない。教育は人間一人一人の自発性によって為される自然なプロセスである。」

買い物に付き添う際に立ち寄った本屋がモダンなアフリカンという感じで面白かった。ナンシーは読書好きで「いずれは図書館を作りたい」と語っていた。

学校の子供が制作したというアクセサリーが売られていて、ナンシーは嬉しそうにひとつ買っていた。

箸で行う寿司ジェンガというおもちゃを発見

街中のとある場所で見かけた猿。