HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

路上で声をかけてくれた人の家でお世話になる(Bailly-en-Rivière→Rouen)

娘さんが笑顔と投げキッスで見送ってくれた。大変お世話になりました😊

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80km近く進んでルーアン(Rouen)に到着。モネが描いた大聖堂があるとかジャンヌ・ダルクが処刑された場所だとか言われているようです。

町や村の名前の標識に花が飾ってあるのはフランスのデフォルトだなと思う。

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ルーアンに到着する直前、信号待ちしている時に後ろから追いついてきた自転車の男性が声をかけてきた。自己紹介をすると「君は今日どこに泊まるんだ?」という話になり、テントの張れそうな場所を尋ねるとすぐに「ぼくの家においでよ」と言ってくれた。男性はすぐに奥さんに電話をかけて確認をとって案内してくれた。

彼は生まれはフランスだけどアリジェリア国籍、そして奥さんはモロッコ人。このルーアンで学生時代に出会い結婚して暮らしているという。お子さんは3人いて、一人が長期休暇中のアクティビティで留守にしているそうだ。

ありがたいことに、家では留守中のお子さんのお部屋のベッドを使わせてくれた。

奥さんはフリーの管理栄養士さんでもあり、なにやら素敵な夕食をご用意してくれた。

自分の足で旅をしていると言う話をすると奥さんも歩くことが大好きだそうで、毎年開かれる100kmのウォーキングの大会の参加賞を見せてくれた。

言われてみれば、体つきや動き方や佇まいに何か特別な落ち着きを感じさせる人だったと思う。夕食の後は2時間ほどのお散歩に出掛けていった。すごい。

出来すぎていると言っても良いくらい出会いに助けられた、嬉しかったなあ〜!

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夜は旦那さんのお誘いでルーアンの大聖堂とその周りの散歩に出掛けた。

夏のイベントで大聖堂を使ったプロジェクションマッピングをやっていた。ノルマンディの歴史をモチーフにしたものだった。