HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

どこでも手ぶらで元気に生きることができる予感(Elstree→Croydon)

アフリカ大陸上陸を目標として走る。まずはイギリスからフランスに移るためドーバーに向かう。

ここ最近、自転車の前カゴを何度も修理したのだけど、やっぱりそれは応急処置のようなもの。そのままの装備で何十倍もタフになるアフリカ旅は不安だ。

本格的にアフリカに上陸する前に物品が揃っているこのイギリスでもっと良い道具を買い揃えた方が良いのではないかと思い、ロンドンの自転車屋を巡ってみることにした。

イギリスは日中40度近い熱波。ニュースでも注意喚起がされていた。

暑さの中、首都の交通量に気を配りながらゆっくり進んだ。この日は数件店を回ったけれど成果なし。値段と品質が自分のお財布事情的に釣り合わない。

探しているうちに

どんな装備を揃えたって壊れるかもしれないし、盗られるかもしれないし、失くすかもしれない。

こんなところでなけなしのお金を使って買わなくてもどこかで仲良くなった人が有用なパーツを譲ってくれるかもしれない。

実はアフリカの国々に入ってからもちゃんと使えるパーツが見つかるかもしれない。

例え何もかも失ってしまっても旅を続けるってのが本物の旅人だ。

と、色々購入しない理由づけが浮かんできた。お金の消費を恐れていただけかもしれないけど、それにフォローすることに決めた。

これは自分の予感ですが、自分の最終進化系って本当にどこでも手ぶらで元気に生きている感じの人間なんですよね。

寝る場所は住民の方に教えてくれた郊外の林で。