HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

システムよりも魂だろ(2020.10.17〜10.31)

ブルガリアの首都ソフィアにいます。前回から居場所は変わっていません。ジャグラーのアレクの家に滞在させていただいています。この期間はずっとブログに旅の記録を書いていました。やりはじめてから1ヶ月になりました。まさかここまで引きこもるなんて。写真はほとんど撮っていません。外出は家から300mくらいのスーパーでパンを買って帰ってるだけです。

実際に書いたものです。

嬉しい出来事はこんな風にピックアップして書きました。

走っている時の景色の写真や具体的に走ったところの記録もはじめました。こっちはたくさん在りますがほとんど地図とその日撮った写真だけです。感想も追記したいですが、まずは地図と一緒に走っている途中の風景を眺められるものになったらと思います。

全部の記事はその時の日付を合わせています。月別アーカイブの欄から時期によって探せるようにしています。カテゴリー分けもしています地域とか記事の分類でも分けて見られるようにしました。ブログを使いはじめたのはこれらの機能を使いたかったというのが一番大きいです。

伝えることのハードルは努力で乗り越える

たっぷり時間はあったのですが、成果は少ない気がしてます。考えて手が止まっている時間が長い。進まない。これが大変でした。

こういう生活を続けるにあたって旅することと伝えることとを両輪で続けていく良い方法を考えていた(動画で喋ろうかなとか、あのサービス使おうかなとか)のと、書くことへの気持ち的なハードル(うまく書けない気がする)が高かったです。

これ、ずーっとそうだったんです。旅はじめた時から。ここまででも書くために何度も足を止めてました。旅しながら書くことを気にしていたりしました。旅と伝えること。二つのことがうまく噛み合っていない。流れていかない。非常にもどかしい。

こんなに足が止まるくらいならいっそのこと何も伝えずに旅することも考えました。でも、結局やっぱりこっち(伝える方)を行きたいんですね。楽しみにしてくれている人がいるのはもちろんだし、シンプルに体験したことを遺せてないと他ならぬ自分が辛い。

だからもうこの伝えることについては場数でカバーしようと思います。多分すごくシンプルで気持ち的なハードルの部分を慣らしていくだけのような気がします。緩めていく努力だと思います。

1ヶ月間、想像していたよりもすごく長い期間になってしまいました。でも結果的には足を止めて伝えることに専念する時間を持てて良かったです。ここでの時間がここから先に活かされていくイメージがあります。

アレクがゆっくり集中させてくれたおかげです。本当にありがとうございます。

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ここまでの旅の感想

ギリシャの始まりから今日までの期間を振り返ることができたので改めて思うことを書きます。

まず本当に感謝です。改めてほぼ全てにおいて助けてもらって成立している旅なので、助けてくれた人にははっきり言わせてください。あなたのおかげで豊かに生きています。ありがとうございます😊

やっぱり旅して嬉しいことはなんと言っても素晴らしい人たちと出会えたこと。そして自分の足で走ってきたことです。生きてるなあと感じます。その事実が何よりだと思います。

丸腰の自分で世界に飛び込んでそれを喜び合える人と出会える。ここにいつも感動します。野宿とか節約とかそういうことは決して楽なものじゃないけど、そうやって生き続けた結果すごい出会いに届くんだからやっぱりそれも含めてめちゃくちゃ面白い。

こういう旅は社会のシステムから外れることでもあります。システムは素晴らしいけれど、システムの中にいた時の自分がずっと気になっていたのが「このシステムに乗れない人は生きられないんでしょうか?」ということ。そうして苦しんでいる人をたくさん見てきたから。疑問に答えるためにこうして自分で外れてみました。

いざこうしてやってみると、いろいろな方法で生きられることがわかってくる、そしてそれはつまるところ人間の命の本質に近づいている気がします。ちょっと盛ってる言い方だとは思いますが、ぶっちゃけ本気です。ガチです。旅するぼく自身は何よりそこに一番注目しています。

いつも余裕とは言えない所持金で、収入は投げ銭頼みだし、衣類は貰い物ばっかりだし、エレガントさは皆無だし、人様に迷惑をかけ続けているとも言える。古い常識でこんな状況を判断するとNGな部分はたくさんある。でもそのNGも根本を辿ればまたシステムの産物でしかない。自分はそこを超えるつもりでいる。「こんな生き方でもみんなで楽しめるんだぜ」ということを示したい。それを旅先でのいろんな関わりの中から見出そうとしている。

ぼくは自分の旅をそんな風に捉えている。この先に何かしらの希望がある気がする。システムより自分の魂に手を添えながら生きていく様子を見せていきたいと思います。 

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誕生日を迎えました

10月17日、32歳の誕生日をブルガリアで迎えました。当日はずっと滞在させていただいているアレクの家で旅行記を書いたところ、外出から帰ってきた彼がなんとお祝いをしてくれました。ただひたすらお世話になっているのにお祝いまでしてもらえるなんて。「いや、もう本当にすみません。」という感じになりながら喜びました。

こんな生活をしている以上、どこかでひとりで過ごすことになるんだろうと思っていました。が、こうして旅先で偶然出会った人に祝ってもらっている。そう思うとすごい奇跡に感じました。

他にもメッセージでいろいろな人からお祝いの言葉をいただきました。南米や東南アジア、旅先で出会った人からのメッセージもたくさんいただきました。その人の顔とその時の情景を思い出して「ああ、ここに足を運んで、出会って縁が生まれてるんだ」と実感して、嬉しい気持ちになったのでした。 

32歳の年の抱負とか特にありません。ここまで生かしてもらえて嬉しいです。ありがとうございます。この命を活かして今やることに集中します。頑張ります!

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10月の旅費データを更新しました。

東南アジアでやっていたお金の流れのデータを再びつけはじめました。「具体的にどんな風に生きていけるのか」を示すひとつの方法として役立ったら良いと思います。今月が投げ銭最多で入りました。この旅費が入ったときに救われる心地は半端じゃありません。本当に心より感謝です😊

投げ銭をくださった方から「自分にできないことへの挑戦を応援しています」という旨のメッセージをいただきました。

別の方からは「この旅を見ていると人間って素晴らしい生き物だなと思えてくる」という旨のメッセージをいただきました。

誰かがやりたくてもできないことを叶えていく。誰かの心に響く景色を共有できる。これは自分がやりたくてはじめた旅だし、自分の求めで続けていくことが大切だと思っているけれど、やっぱりそんな風に誰かの力になると思うと特別な力が湧いてきます。

自分がやりたくてやっていることが誰かの希望になる。それは自然の摂理のように美しい在り方だと思う。いただいたメッセージからその気配を感じて心の底から嬉しくなりました。

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次は行き先は臨機応変

次更新するときには今いる場所を離れていると思います。次の行き先についてはめちゃくちゃ考えました。なんせコロナ事情が今一番ホットなヨーロッパ。ニュース見て、大使館のサイトを見て、気候を考えて、いろいろな角度から考えざるをえない。

以前一度は「スペインに行く」と宣言していたのですが、そのスペインはロックダウン始まりました。動きにくくなっている気がします。西側諸国全体的に難しそうです。寒い季節がすぐそこまで来ています。

とりあえず臨機応変に行きます。と断った上で、東方面に進もうと思います。トルコに行くかもしれません。でもやっぱり臨機応変です。無理せずに進んでいこうと思います。

 

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