今住んでいる一軒家のシェアハウスの真向かいに梅林があります。
これはここの持ち主の方のお庭で、老夫婦で管理をしています。
写真でちょっと伝えにくいのだけど、
お二人で手入れをされるには随分な大きさだと思う。
自分の部屋は二階にあって、窓を開けると森が広がっている。
そして出掛けに家のドアを開けると広がる自然の風景。
こんな場所が徒歩1秒である。
たぶん、自分が清瀬という場所を心地よいと感じている理由の半分くらいは
この、偶然近くにあった見ず知らずの誰かの土地だと思う。
役所には農地として届け出をしているということなので
日々手入れを続けていなければならない。
日々せっせと小さな体で芝を刈っていたり
リヤカーで雑草を運んでいたりする持ち主の方の姿が
出がけに、帰りがけに、目に入ってくる。
でも、そんな日々もそう長くは続かないかもしれない。
若干片足を引きずりながら作業をする姿をみながら
しみじみとした気持ちになる。
この場所がなくなって欲しくないなと思う。
こういう場所がそのまま残って
子供達の遊び場になったり
ワークショップ広場に使ったり
物作りの材料集めに使ったり、
街中のオアシス的なかんじでのんびりできる場所であったり
そんな風に場所を使えたらどんなに良いかと思う。
そう願っているただのいち近所の人である自分がなにをするとか
具体的にできるわけでもないのだけれど
この場所の写真を撮り続けてみたいと思いました。
好きな場所がそこにあるうちに
今の家に住んで2年。
もう当たり前にそこにあるものになりつつある梅林。
その場所をもっとちゃんと見てみようと思いました。
普段はノロノロと朝起きるのだけど
朝の光を浴びるこの場所はとても綺麗です。
ちゃんと見るために早起きするというのは
この場所に住む上での最高の贅沢のような気がします。
〜 知ってました?こめおってカメラマンやってるんです。 〜
「まなざすひと」という名前でほぼオールジャンルの出張撮影してます^^
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