HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

でっかくないひと賛言

もう、ちゃんと言っておこう。これだけはちゃんと言っておかねば気が収まらんのです。

「キーパーソン」というものがあるじゃろう。人生を変えた人とか一番大切な人とか、もっとも影響を与えた人とかそんなかんじ。や、もうなんでもいい。とりあえずでっかい人だ、でっかい人。

で、そのでっかい人に気持ち良く、なんの後ろめたさもなくなってるやつは別にいいや、そのまんまやっててくれ。おめでとう、拍手。なんの皮肉も含めず拍手。

で、そのでっかい人になりたがってるやつ。ちょっときなさい。あと、そんなやつになれるわけないってちょっとブルーになってるやつもきなさい。そう、そこのあなたかもしれないしあなたじゃないかもしれない。ちょっとおいで。

まずね、なりたいやつら、諦めてブルーになっているやつらもなりたい気持ちがあるからブルーになるのかもね、そんなことを思いながら話すぜ。

ブログ-48

そのなりたい気持ち、尊いです。もちろん尊いです。まだなってないものになろうとする気持ち、サイコーです。

でもおれはちょっと反対っぽいことを言うよ。だからこれはつぶやきです。ひとりごとなんだ。みんなに向けてるけどひとりごと。

あのな、「でっかい人」ってのはな。「でっかくない人」がいるからでっかい人になれるんだぜ。

人が人でいるのは人でないもにおがあるからなんだぜ。1が1でいるのは1でない数があるからなんだぜ。トリガーなんてのも銃身だのグリップだの銃弾だのがあってのトリガーだぞ。そんなかんじ。

でっかくない人も1じゃない数も人でないものも、全部あっての世界だぜ。だったらその全部にもう、本当は生かされてんじゃねえかね。そう思ってても損はしねえとおもうぜえ。

まあ、けっきょくひとりごとはみんなに向けてとか言っておきながら、自分にも言ってるんだけどな。こんなことばを書いてる時に「でっかい人」になりたい気持ちだってわいてくるさ。だからちゃんと正直に書くとあれだな、「でっかくないでっかい人」になりてえんだおれは。そんな傲慢もセットでこのひとりごとをここに置いとくぜ。

おいでなさってくれてありがとうございます。

すべてのでっかくないものたちをもっと愛せたら、もっともっとたのしそうなんだぜえ。