簡単に自分にダメだしなんかすんじゃねえよってお話です。
初めに謝っておきます。タイトルの「若い」ってのは社会的にみれば1988年生まれの現在の僕も該当するでしょう。そんな男が若い頃の自分に説教をかまそうとしている訳です。ここで言う若いというのは自分よりも下、特に22歳以下くらいを指すのですが、今の僕よりも年上の方々は「ふ。若いな。」とかほくそ笑みながら眺めたりしていただいて構いません。
いやね、どうしてこんなに謝ってまでそんなことを書きたくなったのかといえば、最近20歳くらいの子とお話する機会があってすごく気になる言動があったんですよ。「自分は世界が狭いからダメなんです」「抜け漏れがおおいからダメなんです」「考えるのが下手くそだからダメなんです」
もうね、バカヤローと。
いや、だめだめ。その人にはそう考えるに至る過程があるはずだから簡単にそんなこと言っちゃいけません。なのでここは矛先を変えます。
この人、同じ歳の頃の自分とめっちゃ似てるんです。ものすっごく似てますねえ〜。自分のたくさん或る欠点を
計画性がないこと、仕事が遅いこと、人前で緊張してアガってしまうこと、ウケをとれないこと、キャラが立ってないこと、夢がないこと。もういろんな「ない」を思い起こしては自分に対してダメなんて言ってましたよ。
だからね、あの頃の自分に対して言ってやります。
もうね、本当にこの大バカヤローめと。
あんたねえ、そんな簡単にダメなところですなんて決めつけてんじゃないよ。ええ？ダメなところだからってすぐになんとか直そうとか思ってんでしょ。ええ？？克服する事がかっこいいとか思ってんだろ？ええ？？
あのねえ、自分の弱点は消す物なんかじゃないんだよ。それを消したら自分そのものも削れるんだよ。削れちゃったら痛いよ？激痛だよ？そんなことよりもね、弱点との付き合い方を探しなさいよ。
あんたはまだまだ世間知らずすぎるんだよ。いっぺん動きやすい服に着替えて表でも走ってきな！
世の中にはね、仕事が出来なかろうが、恋人が出来なかろうが、体が動かなかろうが、臆病者だろうが、セコかろうが、クズだろうが、それを逆手にとるように生きてる人がごまんといるんだよ！いくらでも自由に考えていいんだよ！それをあんたはなんだい！ええ？せっかくの自分を根こそぎ変えるってのかい？
あんたの目から見えてるキラキラした人の姿なんてのはね、みーんな見栄張ってる仮の姿さ。本当はね、どいつもこいつも自分のコンプレックスに悩まされながら毎日付き合い方を模索している凡人に毛の生えたようなやつらなのさ。
わかったらさっさとその粗末にしすぎて冷えきった自分をお風呂にでも入れてあっためてきやがれってんだ！！こらあんた、聞いてんのかい！！！ええ！！！！
以上です。大変失礼致しました。
たじまっくすねっとに来て下さってありがとうございます。
あの頃の自分はちょっと元気になれたかなあ。具体的なお話はおいおいにね。
