HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

ドラマーの誘い(Yundum)

近所にある国際空港のカフェで昨日の写真編集とブログ更新の作業をしている。そこかしこが土と砂まみれのガンビアでも空港となると小綺麗になる。他国と比べるとこじんまりとはしているが、Wi-Fiと電源と座る場所があれば自分には充分。

ネット回線は主に国ごとに異なるSIMカードを使っていて、ガンビアでは最初のインターネット通信5GB分を買って節約のために基本的に必要な時以外開かないようにしていたのだけどそれでも4GBくらいが謎に消えた(たぶん各ブログ記事に現在地や走路を載せるためにパソコンで開いたGoogleマップが犯人)。

ガンビアでメジャーなAfricell、QcellというSIMカードはそのお値段が他国の平均より倍額になっている(5GBで770ダラシ≒1850)ので追加で買うのが渋まれる。そこにComiumという10GBで150ダラシ≒360円というSIMカードが最近現れ、これはお得だと思って試してみたが全然繋がってくれない。スマホ上ではちゃんと動いている表示があるのだけど1日のうち数10分くらいしか繋がっていない。

という、読んでくれている人にとってはよく分からんであろうややこしい事情により、更新が難儀だ。今日は空港のフリーWiFiで繋ぐことができたけど、後から空港のポリスマンに「ここは空路利用者以外は利用禁止だ」と言われてしまった。

関口さんの友達でとても優秀なマンディンカ太鼓奏者だという若者を紹介していただき、彼のレッスンのお誘いを受けた。ぼくが滞在できる残りおよそ2ヶ月間、平日練習で45000円、マイ太鼓は3750円。「関口さんの友達だから」ということですごく安いお値段。現地のプロの指導を受けられる。「やるからには厳しいよ」という言葉に信頼感がある。

これは物凄く面白いチャンスだと思ったのだけど自分的には肝が冷える出費なので、本当にこの旅の中で太鼓叩きになりたいかどうかを真面目に考えた。

単純に荷物が増えるのは辛い。重量が増えるのと、太鼓の状態の維持に気を使わなければならない。その辛さなど気にならないくらいの熱意があれば充分なのだけど、それが自分から湧き上がっているように感じられなくて、保留ということにさせていただいた。