HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

撮影レポート 〜「大切な人がいる」という尊いこと〜

成人の日、成人式のあとのご家族での記念写真。

以前から自分の写真を観ていただいていた方からご依頼いただいた。

なれない写真館で緊張した雰囲気を残すのではなく自然な表情を撮影してほしいとのこと。

 

前日のご依頼だったのですこしだけ電話で打ち合わせをした。

控えめな語り調子から感じられる柔らかさの中にほんのり感じられる芯。

当日お会いするご家族は祖母、父親、母親、双子の妹たちとご本人の6人。

ご本人はご家族のことがとても大好きであることがいろいろな話の中で深く伝わってきた。

 

暖かで、日常的で、手の届く範囲にあるものを大切にする。

小さくて、そこにあるような、それでいて確かな、あたたかな温度。

そんな相手のイメージが話しながら浮かんできた。

今回はそんな雰囲気を写真に込めてみようと決めた。

 

場所は小さい頃によく遊んだ思い出の公園。

 

まずは自分は写らなくていい、と言うおばあちゃんと一緒にふたりで撮影。

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「私はいいよ」あまり写りたがらないおばあちゃんだったけれど、撮らせていただけました。

自分は写らなくていいと思う人は少なくない。もちろん無理に写ることはないけれど。

そんな人にも「写ってほしい」と願っている人がいることは、もっと知られていいと思う。

少なくとも自分は絶対に「写ってほしい」と願い続けている。

 

続いてはお母さんと撮影。

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もう、たまりません。もう、ひたすら「いいね」しか言っていない。笑

でも、絶対に、本当にそう感じたままを伝えることにしている。

 

続きまして、3姉妹で。

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ちょっと聞いてみたくなってお互いの好きなところを聴いたりして、より笑ってくれる。

 

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お父さんと娘たちからは大人気のお父さんだ。

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妹さんと二人でも

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最後は家族みんなで

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どうやって並ぼうか相談。笑っちゃうね。

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そしてお父さんとお母さんが前へ

自然と楽しいポーズをしてくれた^^

 

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公園で撮影場所を探していた時に、梅の花がすこしだけ咲いている木を発見していた。

そちらでも撮影を。

 

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せっかくなので身につけているものも撮らせていただいた。

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ほっこりした、、とてもとてもほっこりして満たされた、、

 

初めに話した印象そのまま、あたたかな雰囲気の中で撮影ができて、そのまま写真になったような。

自分でも大好きな撮影になって本当に嬉しかった。

 

家族はもちろん、大切な人、いやもっと広く言えば、良い関係の人たちには自然とカメラが向く。

とても良い雰囲気の中のよりベストな一瞬を目指して連写している。

日常生活レベルでもその思考は確実にあって、

カメラを持っていない状態でそういう空気に居合わせると

「ここでカメラがあったらなあ。」とちょっと残念な気持ちにもなる。

カメラを持ち始めてからずーっとそれは変わらない。

 

世界にはそれはもうたくさんの人がいて、

頑張ったとしてもその中のほんの一部の人としか出会えなくって

出会う人の中には嫌いな人や縁のない人もそれなりにいたりして。

そんな中で、好きな人がいるってことは実は普段考えてるよりも

ずっと尊く思っていいんじゃないだろうか。

そして、それを素直に大切だと思えて、素直に表現できることは

これはもう、それだけで生きててよかったと。

自分に神になる権利があるなら、そういうことにする。

 

現実に神になれない自分は、代わりに自然に向いてしまうカメラの

シャッターでひたすらその思いを形にしようとしているんだと思う。

 

この日の撮影はそんな自分が見ていたいものに出会えた撮影だった。

これからの自分の中での「幸せ」という言葉を考えるとき、

この日であったご家族の姿はきっと自然と浮かんでくるんだろうなと思った。

 

この先何があろうと変わらないこの日の出来事に、ありがとう。

 

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