※下書きをそのまま公開
すごくないことってすごいこと。
かっこわるいってかっこいい。
まずいっておいしい。
くらいってあかるい。
厳しいって優しい。
人見知りの社交的。
つらいってたのしい。
びんぼうって豊かだ。
言葉だけでも裏返したものをくっつけるだけでなんだかわくわくします。それは面白い景色の糸口になっているのかもしれません。言葉の指し示すものがいったいどんなものなのか別に明確にわからなくたって、とりあえず言葉だけでもひっくり返してくっつけみるあそびをしてみるような感覚で。べつに間違ったってだれも傷なんかつかない遊びです。
寒いの暖かい
弱いの強い
若いの年寄り
美味しいの不味い
素直の天の邪鬼
何事もきっとどっちか一方なんてことはほとんどないだろうなとますます思えるようになってきている。二つの極の間、いつもそこを行ったり来たりしている。あるいはどちらかにもう一方が含まれているなんてこともある。
人の性質で「シンプル」なんて本当はないでしょ、って思ってる。そんなんだから自分含め、人のことを誰かに紹介するのは骨が折れます。幾重にも色が重なってこれはなんと表現したらいいのだろう、と頭の中で展開されている。
人を物事をカテゴリーで分けることができると、本能的に安心すると聞いたことがある。それはとても自然な流れ。ただ、それでは全くその人本来の姿には近づけないんだって、ちゃんと分かることです。
あいも変わらず、こんなこと書いて「なんの意味があるか」って質問にはうまく答えられませんけど、きっと、意味がないってこともまた、意味なんだと思います。
おいでなさっていただきありがとうございます。
あそびは