パラグアイの首都アスンシオンにお住まいの方々のお宅に滞在させていただきながら、ここでしかできない用事を済ませたり次の移動の準備をしたりしていました。10月17日に到着してからもう一ヶ月近くなりました。
この期間の大きな動きは
・壊れたカメラを日本へ郵送
・旅のお話会in学校
・ニャンドゥティの買い物代行
あとは時間をたっぷり使って旅の記録を書くつもりでしたがなかなか進まなかったです。今書いている内容は食べ物をもらう事についてなのですが、受け取られ方を気にしすぎて内容を精査しているうちに時間だけが過ぎていきました。
良い(?)投稿を作ろうとすると、真剣になり過ぎて、ハードルを上げて、自ら難しくして、結局全然出来上がらない。というのが物心ついた時からずっと続いています。自分の力を誇示して尊敬されたいとか、バカにされるのが嫌だとか、つまらない性根があるんだと思います。冷静に思い直せばくだらないと理解できますが、直そうと思うよりも付き合っていこうと思うのが良いのだろうと思います。
で、そのままにしていたら音信不通になってしまうし、その時その時の等身大の自分が現れないのも嫌だなと思うので毎日何かしら伝えることにしてこのブログ記事の更新を始めました。
毎日更新→一定期間で記事にする
という流れ。SNSはその中で見やすいところを抜粋して載せていく。SNSを毎日やる縛りをするよりこっちの方が私的に楽で続けられるんじゃないかと思います。
来週から出発です。アルゼンチンに入って首都のブエノスアイレスを目指します。道のりは1200km程になるようです。
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11.10(日)
アスンシオンから30kmほど離れたアレグアAreguaへ
ここでは陶磁器が作られているそうで、色々販売されていました。
11.9(土)
安息日である土曜日の礼拝&学習会の集まり。持ち寄りの昼食のために昨晩作った餃子を早朝に焼いて取り出す時、底面がフライパン底にこびり付いて無理矢理剥がしたのでボロボロになってしまった。
フライパンが熱くなってから乗せたら良かったのかもしれない。テフロン加工に慣れすぎた都会っ気がここで露呈。もうこの時点に持って行きたくないのだけどホストの皆様に励まされ持っていった。
教会の昼食ではいろんな人が美味しそうなものを持ってきている。並べるとより貧相になる我が餃子。
が、みなさん曰く美味しかったのとことでした。肉の代わりに木綿豆腐を使ったビーガン使用。自分も今となってはこっちの方が嬉しいです。
11.8(金)
ニャンドゥティお買い物代行の郵送を終えました。希望者は4人いたのですが、ま人でもいたのであればやっておいて良かったんだろうと思います。
ニャンドゥティのお店の場所を聴いて、実際に見に行って、Facebookで希望者を募って、ビデオ通話での買い物を提案されてWi-Fi探して結局SIMカードでトライして、後から別のお店も紹介されて下見して、ビデオ通話して、SNSで再度念押しの投稿をして、また別の希望者の買い物して、封筒買って、段ボール箱を街で見つけて、ちょっと工作して、郵送の手続きではもらってもいない買い物レシートを求められたり(結局渋々了承してもらった)、梱包のためのテープをその場で買わなければならなくて、と、まあ、物を買って郵送するだけなんだけど不慣れな自分にとっては動作一つ一つが以外と大変+海外故の面倒さで手間取ってしまいこの間1週間くらいかかったのでした。
日本への到着は通常便で3〜4週間かかるとのことです。長い、そして無事に届くか。。
工作したダンボール
郵便局にて
明日は教会の人たちの間で昼食もちより。私はヴィーガン餃子を作ります。肉じゃなくて豆腐を使います。生姜を入れすぎたが評判は果たして?
11.7(木)
ニャンドゥティの買い付け、4人分纏まりました。それぞれまとめてテーブルに並べるとこんな感じ。
ここ1週間くらいでたくさんニャンドゥティを見た。視界を普段の何十倍も多彩な色に染めて感覚は麻痺した。写真の編集をしていた時のような感じです。作品の奥深さを楽しんでました。できればいろんな場所で買い物企画を軽々やれたら良いなと思います。
11.6(水)
泊めてくださっているご家族のご夫婦は共に医療関係職なので時々健康の話になる。奥さんは運動は必要なんだけど全然できてないという問題意識がおありのようである。
そういう人って多いよねきっと。発信の度にやれ運動だのやれ体操だの言うようになった自分も20代までは体育会生活だったけど終わってから全然やらなくなっていた。なので根っからの運動好きというわけではないです。
「何かいい運動ありますか?」と奥さんから尋ねられてその場で答え損ね、ひとつ考えがまとまったからここに書いてみる。笑
「運動」という言葉から連想されるのってひとかたまりのメニューじゃなかろうか。体操はラジオ体操みたいなの。運動なら何km歩くとか走るとか3種類くらいの筋トレニュー×10とか。これ、大きすぎるんよ。これだけの量をこなすにはまとまった時間とか気持ち的な気合い入れとかもう色々コストがかかってしまう。違う、もっと細かく細かく細かく分解して自分の生活に馴染むように合わせるのだ。
体が動けば運動です。家の中を歩くのだって階段登るのだって運動です。グーパーするだけでも、息を吐きながら丹田を凹ませるだけでも、ちょっと関節を曲げ伸ばしするだけでも運動です。目のまばたきも運動。。。いやこれはカウントしないでおこう。笑
で、仕事とか日常生活の中にちょっと動きを加える。電車を待っている間に屈伸したり階段を一回降りてまた登ったり。電子レンジで食べ物を暖めている間に真っ直ぐ伸びる。
ちなみにストレッチも筋トレの一種。筋肉を硬直させるのが一般に有名な筋トレでストレッチは筋肉を伸展させる。どちらも筋肉運動であり、運動が目的であればどちらもOKです。
とにかくちゃんとしてなくて良い。最小単位から動きを生活の中に入れてみるのです。側から見たら変な人みたいで気が引けるかもしれないけれど、それが「変」というのが人体の健康という観点からしておかしい。変なのは世の中とか人目の方。運動の前に動く、動く、動く。
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Mercado4と言う小さなお店の集まった市場でやってる軽食点。肉とキャッサバを食べられる。
写真右下のハンバーガーについてる「5000」とは大体100円のこと。
11.5(火)
『ボリボリ(Vorí vorí)』という食べ物をご馳走になったのですが、我が旅で体験したパラグアイ料理の中で最高美味でした。検索して出てきたレシピ(日本語)です。
世界の料理レビューサイト「TesteAtras」で、カテゴリー別の料理、「朝食」とか「前菜」とか「魚料理」がある中の「スープ」部門で一番とのことでした(2024年11月現在)。サイトは英語ですが結構いろんな料理が見られて面白いかも。
この丸いボールがまさにボリボリ。とうもろこしの粉とチーズをお団子にしたのですがこれがニョッキ(超好物)を彷彿とさせる触感で個人的にはたまらなかったです。スープも野菜鶏肉ブイヨンの出汁が良い感じに混ざり合って優しい美味。文句なしです。あとこの日はここにパクチー乗せて食べましたがこれまた合ってて素晴らしかったですね。ネットのレシピじゃオレガノなんかもかけるそうですがその辺なんでも素晴らしいと思います。
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ずっと顔を出し続けて一方向を見続ける犬。主の帰りを待っているのか。
ニャンドゥティのテレビ電話ショッピング二人分やってきました。形に色、見れば見るほど芸の奥深さを発見できる気がします。
11.4(月)
どうしようもなく怖くなってくることはあります。まあとにかく何の保証もないですから。収入とか保険とか住まいとかはもちろん、定時の仕事も毎日のように顔を合わせる人も行きつけのお店もない。明日でも将来でも未来を確約するもの持って安心できる、という気持ちはすごくよくわかる。自分は元々そういう人だと思う。
成り行きでこうなった今、そういう実物がなくても自分の中に持つことを練習しています。体操したり瞑想したりして自分のペースやホームに帰る。雑に言っちゃえばイメトレです。エアーです。そう言っちゃうと軽くなってしまうけれど真剣に取り組むとものすごく深い。
まだまだ大したもんじゃないけれど、預金残高とか今日眠る場所がないとか周りに知っている人がいないとか大事なものが壊れちゃったどうしようとかこもう36歳だよ良い歳して何やってんだよとか、現実にクヨクヨしなくなった。それはイメージとかエアーであっても自分のホーム感とか自分のペースに焦点を当てているおかげだと思う。大丈夫かやばいかは物理的現実ではなく頭の中の解釈で決めているようです。
近所の公園の壁画
街の一角
ニャンドゥティのお店