今いるKabrousseという村は隣国ギニアビサウがすぐそこにあって地元の人は気軽に国境を行き来してるそうです。旅行者向けのリゾート地でもあり、宿泊施設がたくさんあって広い海岸もあります。
今日は海に行ってきて、3時間、足の甲に時々波が被るくらいの位置で突っ立ってたり、ちょっとだけ歩き回ったりしてました。
遮るものが何もない空と海。自分は身体ごと飛散してそこに溶け込んで行くようなイメージが素晴らしかった。ハマりやすいネガティブな感覚や進展しないような暗い考え事は大事ではないことが身体で理解できる。同時に狭い頭の世界に閉じこもっていたことも。頭のあたりに収束した意識は身体全体へ、それから遥かに広い外の世界全てにまで広がって自分と他人、内側と外側の区別がなくなる。全てが自分で全てが自分でない。
非現実的っぽくて日常生活には落とし込めなさそうだけれど、このくらいの精妙さを心の芯に刻んでおきたい。たくさん繰り返して慣れていこうと思います。