HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

作業日、空き家に泊まらせてもらう(チャリクCërrik〜ゴサGosë)

レストランのトイレに行こうとすると、席に座っていたお客さんが合図で「こっちに座れ」伝えてきた。オーナーさんからこの日本人の話を聞いたらしく、コーヒーと朝ごはんをご馳走してくれた。ありがとうございます。

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言葉が通じなくても余所者は歓迎する。アルバニアのおもてなし魂は素敵だなと思う。

座り仕事はまだ終わってなかったけれど、気分的に移動することにした。

オーナーさんはどこかに出かけていたので手紙だけ奥さんに渡しておいた。

天気が良い。あったかい。自転車を漕いでいるので半袖じゃないと暑い。

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しばらく進んで作業のしやすそうなガソリンスタンドのレストランを発見。ガソリンスタンドってカフェよりも注文なしで席に座らせてもらえるイメージがある。勝手に座って勝手に立ち去れる感じ。これは作業に集中したい時にとても便利だったりする。

ここで一気にブログを更新した。とてもすっきりした。この日はほとんど作業のための日だった。区切りをつける頃にはすっかり暗くなっていた。レストランの若者にキャンプができそうな場所を尋ねてみて、地図上で教えてもらった場所に行ってみたけれど営業していないホテルになっていて、門が閉まっていたのでのぞみなし。

また夜道を歩き進んでカフェを発見。中にいる2、3人のお客さんらしき人に翻訳機を見せた。その中の一人が「イタリア語は話せるか(よく聞かれるやつ)」と言われたけれど無理だと伝えると何も言わずについてこいと合図してきて一緒に歩いた。

まずは別のカフェらしき場所に行って、中の人からパンとソーセージをいただいた。「食べ物を分けてやってくれ」と話をしてくれたみたいだ。

それから別の場所にある空き家に連れて行ってくれた(翌朝撮った写真)。

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ここの2階がとても広いスペースになっていた。鍵も渡してもらえたので、全ての荷物を運び込んでテントを張った。大きな携帯用LEDライトも渡してもらえたので、部屋を照らしながら、ギリシャでもらっていた差し入れのじゃがいもや玉ねぎ、トマトソースで料理も作った。

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なんかもう、アルバニアって自分の中ですごく安心感があるイメージになっている。自分のようなスタイルだからこそなんだと思うから他の人にとってどうなのかは検討もつかないけど、その気になればずっと家なし生活を続けられそうに思えてくる。

 

【今日の写真】

馬とかロバで移動する人もたくさん見かける。

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泊まらせてもらった空き家。

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路上で。

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鶏まるまる一羽売られている。

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空き家。寂れた雰囲気が所々みられる。

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ロバ

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でっかい柘榴がたくさん売られる季節。直売農家さんみたいな人が所々で座っている。

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40km弱移動した。