ディシの空き家を後にしてカフェでディシと合流。昨日撮った写真や動画を欲しがっていたので渡した。
車一緒にで昨日泊まったキャンプ場まで送ってもらった。
仲良くなるまで軽やか、別れるのも軽やか。こういう気楽さは広く旅したい自分にとってはすごくありがたい。すごく仲良くなって別れが悲しくなったりするとすごく大変だなと思う。こう、笑顔でハイタッチしてどんどん進んでいくような感じが良いな。
・
33歳の誕生日。今日の移動は15kmくらいで切り上げて、ネット環境のある場所の近くで泊まらせてもらうイメージで動いた。
途中で見かけた食堂のオーナーさんに尋ねた。太っててひげもじゃで英語も話せない人で笑ったりしない、だんまりしている人。翻訳機されたアルバニア語をしばらく眺めて「ついてこい」と合図され、案内してもらった。
食堂の向かいにある空き家があった。そこで眠らせてもらえることになった。鍵も貸してもらえて安全に過ごせるよう配慮していただいた。ありがたい。
オーナーさんはその後店の中に入って元の仕事に戻った。自分は作業に集中しなければならないのでそこも地味に助かった。
溜まっていたブログの更新、そして誕生日のメッセージの返信。
日本、アルゼンチン、ベトナム、フランス、ギリシャ、トルコ、北マケドニア、アルバニア、モンテネグロの人からメッセージをもらえた。嬉しかった。一言くらいの簡単なメッセージだけど、直接出会わなかったらこうしてやりとりを交わすこともなかった。すごく深い関係性を築き上げたわけじゃないけど、ほんの少しでも彼らの意識の中にあの出会いがあるのだと思えた。それがすごく深い意味で面白いなぁ〜と思えた。
いろいろと思いを馳せる時間の方が長くて結局あまり作業は捗らなかった。
オーナーさんが話しかけてきて手を口元に近づけて「飯食うか?」と尋ねてくれた。即答すると栄養満点の夕食を運んできてくれた。
シンプルなんだけど旅する自分の身体にフィットするボリュームで栄養面も完璧。本当になあ、自分の中のアルバニア人の印象ってそのままこの食事に現れてる感じ。
〜〜〜
【今日の写真】
ディシに車で送ってもらってる時のグラムシの街中ショット。モスク。
左の彼がアルバニアの有名人に似ている風貌だということで撮るように言われた。
路上にて。
水をいただくために立ち寄ったカフェで誘われて。惜しみなくたくさん飲み物いただきました。
路上にて。もう使われなくなった建物がたくさんみられる。バルカン全体そうだけど、アルバニアは一際多いかな。
人生で一番、一度にたくさんの七面鳥を目撃した。
泊まらせていただいた食堂
奥さんが何かのフルーツでジャムを作っていた。
14kmは車で、15kmは自分で移動。