夜中に雨に降られつつも山中の野宿は無事だった。明けてから牛とその農家さんが近くを通った。牛は警戒していた。笑
農家さんに道を尋ね、正しいルートを把握、出発した。
正しい舗装されたルートは山をいくつか登ってくだらなければならず、登りの方でとてもノロノロ進んだ。100mくらい進んで止まって休んで息を整える。
中古スマホ購入以来、引きずるいろいろとネガティブなことは頭に浮かんでくるけどそれを丸ごと地面に足裏から流していく。立ち止まって「大丈夫だ」と確認して目の前の景色に切り替える。
日が暮れた頃にちょうど村に到着。
泊まるところを探そうとカフェの人に翻訳機を見せた。
とりあえずコーヒーを飲めと席を勧めてくれた。どうなるかはっきりしないけどこういう時は多分何か考えがある時なので8割くらい安心して着席する。アルバニアの定番、エスプレッソをすすった。
改めてどうするか尋ねると建物の2階に案内してくれて、空きスペースのマットを使わせてくれた。鍵まで渡してくれた。殺風景だけど安全で室内、しかも電気もある。自分にとってはとてもありがたい。
ビールも飲んで良いよと言ってくれた(飲まなかったけれど)。
オーナーさんとは翻訳機を見せただけで何にもやりとりを交わさなかったけれど、微笑んで無条件でこうして受け入れてくれた。ありがたいなあ。
部屋の中でたくさんもらった差し入れで調理した。トマトソースとオリーブオイルとスパイスの粉でカレーを作った。
荷物を減らすためにでかい鍋にじゃがいもと玉ねぎをたくさん入れて作ったので満腹を通り越して気持ち悪くなってしまった。反省。そのままマットレスに寝袋を敷いて潜り込んでダウンした。
〜写真〜
山のきれいな景色の中を進んだ。
村の見え始め。
カフェで座って一息
実際はこの地図のルートよりもっと遠回りするルートを通った。