I arrived in Vlorë, Albania's second largest port city. This is also the city where Albania's declaration of independence was made in 1912. I met French travelers in this city and had a good time sharing their experiences. I was allowed to camp in a building under construction by the sea.
とにかくお腹がどうしようもなく空いてしまって久々にたくさん買って食べた。自分の身体がちゃんと欲しい時に欲しいとサインを出してくれるような気がする。
この日はアルバニアで2番目の港湾都市、ブローラに到着した。1912年にアルバニアの独立宣言が行われた都市だという。
フランスからのカップル旅人と出会い、いろいろ情報をいただくことができた。海沿いの工事中の建物の中でキャンプをすることができた。強風を凌ぐことができてよかった。
〜〜〜〜〜
泊まらせてもらったレストランの外観はこんな感じ。少しの間また作業をさせてもらって出発した。
なんだか無性にお腹が空いている。もう食べ物のことしか考えられないくらいにお腹が空いている。こんな山の上にカードが使えるお店なんかないしそもそもマーケットもない。次の街のマーケットマップで調べてクチコミでカード決済ができるかどうかまで調査。23km先にお店を発見。今いる場所は山の頂上。道はほぼ下り坂だ。
いける。
山道にはこんな石のドームみたいなものが建っている(落書きされてるものは初めて見た)。
トルコの時から見たことがあるけれど、聞いたところによれば動物の飲水を貯水しているそうだ。ここもそうなのかな。
ブレーキをずっと半分握りながらゆっくりめに降りていく。海が見えてくる。
山の中の集落が見える。
ORIKUMというコンパクトな町に入った。
スーパーに駆け込んでいろいろ買い込んだ。
その場で食べたくなるのを我慢して景色の良いところへ移動。なんかこう、漏れそうなのを我慢してトイレに急いでいるような感じを食べ物でやっているような。
アドリア海の目の前で。
海岸には結構ゴミが散らかっていたけれど海はなかなか良い色だった😊
パンとチーズとウインナー、トマトソースにオリーブオイルつけてオレガノをかけてなかなか良い感じに仕上がったかな?美味しい。生き返る。。。
そのまま2時間くらいぼーっと休んだ。動きたくない。疲れが溜まっている、という感じでもないと思う。旅暮らしには慣れてきているし、ここ最近そんなに長い距離の移動もしていない。身体のバイオリズムみたいなものがあまり動きたくない感じなのかもしれない。とりあえず、動きたくないのなら休むに限る。
犬が海水浴をしていた。
ゆっくり出発。海沿いの道路を北上する。
ブローラが見えてきた。
街に入る。
お、あの荷物をたくさん積んだ自転車は。
フランスからの旅人だった。男女カップル(フランス人は本当にカップル旅人が多いな)。1ヶ月ほど前にフランスからスタートしてイタリア、スロベニア、クロアチア、モンテネグロを通ってアルバニアに入国したそうだ。
これから行きたい国ばかり。気になる入国制限について尋ねる(コロナ時代の旅人はこの情報交換が常だと思う)。
どうやら国境によるらしい。フランス-イタリア、イタリア-スロベニアは山道の国境を通過する際、検問官がいなかったそうだ。クロアチアは国境での簡易検査(25ユーロ)の結果がよければ入国可能。モンテネグロもまた山道からフリーに入れたという。山道のサイクリングが好きなようで道の整備されてない道を泥だらけで走る姿の写真を見せてもらった。逞しい。
アルバニアの雰囲気の感想も面白かった。女の子の方はこのアルバニアはフランスよりもレディファーストな文化を感じるらしい。荷物を持ってくれたり、寝場所の相談をすると家に泊めてくれたり、ご飯をたくさん振る舞ってくれたり。
地元の人たちと飲みにいくときは男子だけが参加できる。女子は基本そういう場には顔を出してはならない文化だそうだ。なので彼の方だけ家の人と一緒にバーに飲みに行って彼女はお家で待機、という状況にもなったらしい。
アルバニアでは女性となかなか出会わない。地域のカフェやバーに行っても来客しているのはおじさんばっかり。旅行している家族とか、都市圏の若い女の子、学校帰りの女の子くらい、見かけるのは。そういう文化なんだろう。
彼らはホステルを予約していたので、自分はその近くで寝場所を探し、夕ご飯を一緒に食べることにした。
海岸近くに出た。まあキャンプできそうなスペースはたくさんあるけれど、かなり風が強い。
こんな感じのイベント会場っぽいものを発見。近くにいた人が「ヘーイマイフレンド!」と声をかけてきた。
ちょうど良いので寝場所の相談をすると、
イベント会場の隣の工事中の小屋に案内してくれた。全くロマンのない場所だけど、壁に囲まれていて強風を凌げて助かる。何気に電源も通っていて充電ができて助かった😊
この場所は警備員のおじいさんが一晩中見てくれている。
今日も安全に夜を過ごせそうだ。
先程のフランス人カップルのホステルに行って夕ご飯をご一緒する。
旅人と一緒に過ごすといろいろ参考になる。
面白かったのはこれ
彼らの調理用バーナーだ
空き缶を二つ分、底をカットして重ね合わせて、写真のような感じで穴を開ける。
この中にアルコール消毒液を入れて点火。
これだけでバーナーが出来上がり。火力調整はできないけれどちゃんとご飯も炊ける。
ほおおお〜〜〜〜〜これはこれは!「ガス缶が見つからない」だなんて泣き言を言っていた自分が情けない。笑
「Youtubeでチェックしただけだよ。」
自分もいろいろ学んだ方が良さそうだ。
米を炊いてソーセージをおかずにするあたりは自分と同じだけれど、カレーパウダーやクリームを混ぜたりしていた。フランスではご飯にクリームは結構普通らしい。
自分も自分で炊いた米にかけさせてもらった。確かにうまい。
隣にいたアルバニア人からピザやケーキを差し入れいただく。人の集まるところはこんな感じでありがたいことがある😃
彼らは自分からいろいろ体験を話してくれたのでとてもありがたかった😃
ぼくの自転車の不具合も明日見てくれると約束して別れた。
テントのところに帰ってくるとおじいさんが古いラジオで何か聞いている。
「ミラン、ラツィオ、3-0!」と嬉しそうに言ってきた。サッカーの試合だな。
野球中継をラジオで聴いていた祖父を思い出す。
ブローラも気持ちの良い風景だ。
テントに入って寝ようとするとおじいさんが「ミラ(mire=good)、ラツィオ!」とテントの外から話しかけてきた。笑