考えを整理するとか抜かしていたのですが、少しまた気分を整えると、「そういうことがしたいわけでもないなあ」と思うので一旦離れます。笑
ただ、何かを大きく変えようとしたがっている感じがします。それはこれまで焦りとか不安を原動力に動いていたところから、もっとゆったりと平穏笑顔で無理なく楽しく挑み進んでいく感じに移っていくような流れです。このブログを毎日分書くという動きも、新しい心境の中ではどうか、確かめてみたいと思います。
70km弱の移動。
キャンプは無事安全にできた。改めて思うのだけど、毎度こんな風に普通に人の許可をもらって安全に寝ることができるって良いなあと思う。地球のどこでも生きられるような気がしてくると元気になってくる😊
ささっと出発。
ちょっとした山の間の道路を走る。上り坂は基本自転車から降りて歩くけれどそのゆっくりさがとても好きだなあと思う。
道路から見下ろせる山の麓には羊と羊飼いが小さく見えた。
梅っぽい花が景色を春っぽくしてる。
自転車の荷台を支える棒ががまた一本折れていた。
前回ブルガリアで直してもらった時のように、車の修理サービスをやっているところを頼った。
すると「ここでは無理だけれどできる場所まで連れて行ってあげるよ」と車で先導くれた。
小さな建物から出てきた人は突然の珍客に怪訝な顔をしていたと思うけれど、問題の箇所を見せるなりすぐに「こっちにおいで」と敷地の中へ。
もともとの素材はアルミニウム。これは後から溶接したり加工するのが基本的に難し胃からどこに行っても基本、修理はできない。
それでも「俺ならできる」と取り掛かり始めた。
「できる人いるんだ」と驚きながらみていると、結局
その棒がさらに壊れてしまった。笑
が、そこはプロ。すかさず代替策。
工場の店に置いてあった鉄の棒を一本取り出して加工を始める。
ハンマーで先っぽを潰して
穴を開けて
ボルトを通して取り付け。
完璧に生き返った。お支払いをしようとすると手でそれを制して「いらないよ」と爽やかに笑ってくれた😊
自身のスマホで一緒に自撮りして楽しんでくれたので、セルフタイマーもこちらからお願いした。左にいるのはお父さん😆
いやあ、壊れに気づいてすぐに直していただくことができた。
この頃、自分には「軽さ」が大切だなあと感じる。
必要な助けがあれば、迷惑をかけてしまうことを気にするのではなく「すみませ〜ん！」と軽やかに求めていく感じ。 相手がダメならちゃんとダメと言ってくれるし、助けを「申し訳ありません😣」よりも「ありがとう😊」と明るく受け取ってお礼の気持ちを伝えると良い表情になってくれる気がする。親切を受けて謝罪したくなる文化って日本が一番色濃い気がするな。
引き続き、緩やかな山の中を走行。
湧き水がどっさり湧いてくる場所を通り過ぎる。
ちょっと秋っぽい雰囲気だ。
ジロカストラに到着。この日はTwitter上で声をかけてくれたヒーローズあさひさんと合流。４年前から旅人をしながらユーチューバーとして活躍しつつ、プロベーシストとして路上演奏で生活を続けている。逞しいなあ。同年代だけど自分からすれば立派な旅の先輩だ😃
あさひさんととてもフレンドリーなカフェスタッフと一緒に。
あさひさんとカフェで合流し、共にPCでの作業が必要なので作業しつつ話をした。
あさひさんはカフェの人と関係づくりをして敷地内の空き地スペースにテントを張って野宿させてもらっていたので、自分も彼の隣にテントを張らせてもらった。日本人と一緒にキャンプするの初めてだ😆
あさひさんは経験が豊富だったので色々な旅ハックを教えてもらえてとても参考になった。学生のころからのエピソードも聞かせてもらって、自分には想像もつかないほど逞しく生きた印象を受けた。
他の旅人が生き抜いてきた話を聞かせてもらうだけで、自分に何かあっても生き抜く方法を見出せそうなイメージがついてくる。それが力になっていく。それに、同じ日本人だから外国人よりもずっと感覚が近いし、そのもらえる力が濃い感じがした。人間まだまだやれる。そんな感じがする。
