HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

なにをお望みか(シュコダル Shkodër)

I thought about my current wishes. However, I simply came to the conclusion that I would continue this activity now and become a better person. It's a simple but very deep and difficult road. But I'm excited to go that route.

現況とこれからの希望をまとめて書いてFacebookに投稿しておこうと思った。文章をしたためるのに時間がかかる。多数の目につくところは相変わらず緊張する。

が、これが不思議な難しさがあった。素直に希望を伝えるだけなんだけれど、その希望をなんと表現するのか、なんか掴めない。

もちろんお金はたくさん欲しい。いつ自分の体や大事なものが壊れるか分からないだから保険は欲しい。道具としては望遠ができるレンズが欲しい。アクションカメラやドローンがあれば映像も良いものが撮れそうだ。丈夫な自転車も欲しいし、最終的には飛行機でいくらでも移動できるようになって会いたい人に会いたいタイミングでバンバン会いにいくなんてことができるようになったらすごそうだ。

欲しいものはなんでも手に入る時代になった。親しい友達との関わりの中でそれがどんな感じなのかを学ばせてもらった。自分次第でなんでもできる。それが本質なのだということを教えてもらった。確かに自分の感覚でもそれが感じられるようになってきたし、これからもっと自分の感覚を開いていくことができればもっとその自由さを理解できるようになってくると思う。だからとりあえず「なんでもできる」という前提を大切にしている。

が、なんでもできるってことで改めて考えてみると、上記物欲関連は本当の気持ちではないような気がしてくる。すでに良い機材を使っておいて言うのもなんだけど、良い機材がなくても良い写真が撮れることだったり、写真すらなくても文章表現だけで良い記録がかけることだったり、良い自転車じゃなくて、道端に落ちているような壊れた自転車を直して走り出すことができるようなことだったり、出会う人たちと仲良くなることだったり、体力がついてくることだったり、異なる言語を覚えることだったり。そうやって自分自身がもっと成長していきたい感じがする。難しそうだけれど、面白そうな感じがする。

とはいえ、正直今パソコンとカメラが壊れてしまったらかなりやばい気がする。こうして旅の記録を残すことが難しくなるのは辛いし、なんだかんだこの一眼レフカメラが人間関係を繋いでいるようなところがあるし、投げ銭もそこからいただいているような気もするから具体的なライフラインとしても困る。

が、一方で思うのは「それすらもひっくり返せたら本物だろうな」ということ。

ある時必要な道具全てが吹っ飛んでしまった、なんて状況に陥っても生きていける道を作っていく(すぐにまた新しいものを手に入れてしまう、という展開も含めて)ことができるくらいの心の在り方、境地に辿り着くことの方が大切な気がする。

蓄えとか備えを揃えたくなるのは古い自分の、自分自身を何もできない、弱い人間だという前提を持っていた時の自分の不安や怖れからやってくるもの。そんなことはない。強い弱いも在り方ひとつでどこまでも変わっていけるはずだ。それもまたこの時代のルールであることも友人から学んだ。

なんでも希望が叶うというところで世界平和というのも思い浮かぶ。ぼくはこんなんでも一度は将来の夢とかに書いたことがある。が、なんでも叶うという前提の時代になった今でもやっぱりそれはまた微妙に違う感じがする。

なぜかというと、世界平和がどんな状態なのか具体的にはっきりわかっていなくて希望が漠然としすぎている。そして自分自身の身体感覚で感じられるはっきりとした求めではなく、頭で他人の願いや幸せをふわりと想像しているだけ。要は本気さが足りない気がするから。

自分の体の芯からドキドキ反応が始まるような希望にフォローしていくということが大切なのかもしれない。

だから、まあいろいろ書いちゃったけれど、そうだなあ、今の希望は

もっと良い在りようになりたい😊

いう感じかな。

うむー、これではいちいち大勢の前で発表する気も失せてくるなあ。笑

まあでも、今の自分の希望というものをちょっとはっきりさせて整理することができて良かったと思う。

そもそも自分は「希望を言う」ってこと自体あまりやってこなかったタイプの人間だと思う。

希望を伝えても他人に否定されたり無視されたりトライしても失敗することが怖くて、目の前にある環境に我慢して順応して生きるということに慣れてきた感じだから。けれど、時代という大きな前提が変わった今、正解は自分で創るものだとはっきり頭と体と心でわかってきた自分は素直に望みを叶える生き方を選択するつもりでいる。

もっと良い在りようになるというのは、そんなイメージでもある。

〜〜〜

部屋にこもっているとファームの人に呼ばれて外にでた。

なんだろうと思って歩み寄っていくと

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鴨の親子だった。

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卵も産んでいた。

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めちゃくちゃ警戒される。

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ものすごい剣幕だった。

「シャー!」っと威嚇してくる。こんな声出すんだ!と感心しながらびびった。

親鳥たちは態度は攻撃的だけれど、具体的に攻撃はしてこなくて、こちらから迫ると逆に逃げていくような感じだったので、ファームの人が雛鳥を一匹つかんで写真が取りやすいように外へ持ってきた。

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かわいい。ふさふさだ。

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しばらく撮った後、親鳥の元へ返した。まだ自分で歩くことすらも安定していない。ひっくり返ると自力では起き上がれない。生まれたての雛。

 

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〜〜〜

お昼ご飯は備え付けの非常食のような米にスーパーの格安ソーセージを入れてケチャップをかける。夢のないメニュー。こんなんでも美味しく食べられてしまう自分に才能を感じる。

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〜〜〜

作業で他に具体的に進んだこととしては
アマゾンフォトに写真を格納していくことにした。プライム会員登録すれば写真のRAWファイルも無制限でネットに保存できるというのが何よりありがたい。写真好きの長期旅行者の味方としてこの上ないのではないだろうか。

ただし、RAWファイル一つにつき20MB以上するのでアップロードがものすごく時間がかかる。このファームのWi-Fiもそこまで強くないから1日かけて100枚程度しかアップできない。全部で4万枚以上もあると言うのに。。。

おそらくこのファームステイだけで全てを完了させるのは無理だから、場所を移しながら、より強いWi-Fiを探しながら少しずつアップさせいくことになるだろうな。焦らず進めていきます。

 

写真のアップロードをしながら、読みたいものを読んだり動画をみたり作業したり、休まる時間はやっぱり好きだ😊

 

今日もエコソーシャルファームで。