HIRO EATS THE EARTH

地球まるごといただきます

太ったメガネの子(シュコダル Shkodër)

When I was in elementary school, I used to play video games and made my eyes worse. And I ate a lot of food and became a fat glasses kid. On this day, I had a time like myself at that time. It was a good break.

小学生の頃のぼくは家でずっとテレビゲームばかりやっているような子供だった。マリオ、スト2(弱い)、ぷよぷよ(弱い)ロックマン、FF、スマブラ(ちょっと強い)、野球を始めてからはパワプロに移行した。大体メジャーどころをやってた。

ご飯時になるとおばあちゃんがたくさん作ってくれるご飯をいつももりもり食べていた。最初は何種類かの野菜が嫌いだったけれど両親がやたらものを残すことに対して厳格だったので、練習を重ね、大体なんでも食べられるようになった。

物心ついた時には太っていた。ついでに目が悪くなって小学1年生でメガネをかけた。太ったメガネ。これが僕の小学生時代である。自分がこの子の親だったり知り合いだったりしたら、まさか30才を過ぎてこんな旅をするようになるなんて想像もしなかっただろうと思う。もちろん自分自身もそうだ。

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なんでそんな話をいきなりしているのかというと、こんな生活に身を置くようになってからも定期的にそんな性質が出てくる。この日はそんな日だったからです。

ぼくはもともと家でゴロゴロしているのが好き、、というか、一つの習慣のようになっている。やりたいことがあるなら応援する姿勢だった家族に囲まれている状態でそんな生活していたのだから割と自分の根幹の方を形成しているのだと思う。

いま、この場所に滞在する大きな理由は移動中では手が付かないいろいろな作業に当たるというのがメインだ。

が、見たまえ。

ここにはゆっくり休める自分だけの部屋がある。キッチンにシャワーも洗濯機も揃っている。うるさく何かを言ってくる人もいない。

ひろひさ小学生モード発動。動画見てダラダラする。

一応、作業を進めようとするけれど全然手が付かない。

その時見たい動画を見ていた。

昔プレイしていたゲームだとか。アルバニア語の練習動画とか、昔プレイしていたゲームの動画とか、万葉集の特集動画とか、昔プレイしていたゲームの動画とか、河合隼雄の講演とか、昔プレイしていた、、

お腹が減ってきたらキッチンに備え付けられていた旅行者のためのライスを煮込んでもりもり食べた。ついでに全く写真を撮っていなかったのでここで撮ってみた。笑

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夏場にレストランとして機能しているようで、大体なんでも揃っているキッチンである。

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部屋に戻ってまたダラダラの続き。

こういう時間が働いたあとのビールみたいにものすごく気持ち良く感じる。

本当はでパソコンの中に溜まった写真の整理をしなければなあと思う。が、作業をする気にもなれず「今がチャンス!」とばかりにでれっと過ごした。そうやって過ごすと1日がとても短く感じる。あっという間に夜になってしまった。

「非生産的な1日を過ごしてしまった。」なんて20代の頃は仲間内でよく言い合っていた気がする。でも、今の自分はそういう時間の過ごし方に対して見方が異なっている。

生産なんて終わりがなくて無限でキリがない。だれに言われたわけでもない、自分の感覚の満足だけが終わりの基準でしかない。だから自分の感覚にフォローする。

こうしてダラダラしたいと思った時にダラダラすることを許可すること。それは自分の感覚にフォローしていくということでもある。まさにその自分の感覚にフォローしていくということはこの旅の、というか自分の人生の背骨の部分でもある。

いろんな場所に行ったりいろんな経験を積んだりすることはその背骨の部分を大切にした結果ついてくるもの。実際こうしてダラダラしているなりに、自分の中の考えを掘り下げ進めたり熟成させていたりもする。

この時間を過ごした結果どんな素晴らしいことに繋がっているのかは分からない。が、それでも、感覚を一番に尊重してみる。ということを確認した。

移動なし。