レストランで作業をしようとして電源プラグを差し込んだ。が、あまりうまくささらないせいかすぐに抜け落ちてしまう。
そこですぐ隣の電源に差し込むことにした。蓋がついていた、開けると三つの穴があった。今にして思えば、この時点で気がつかなかった自分がアホらしくなってしまう。
そのうちのふたつに変換プラグを差し込んでMacのアダプタを差し込んだ。そしてパソコンにケーブルを差し込む。
が、充電されない。
よく見ると電源には「380V」と書いてあった。
全てを理解した。自分のMacの電圧の許容量は240Vまで。電圧許容量を超えてしまい、アダプタが壊れてしまったのだ。
以前、インドで同じ体験をしたことがある。あの時はまだ変圧器の必要な時代で、壊れたのは携帯電話の充電器だった。
あの携帯の充電器と同じようにやってしまった。。
このパソコンのアダプタも安くはない。すぐに値段をチェックしてみた限りでは7000円くらいする。
バルカン諸国を旅して思うのだけれど、基本的に物の流通は日本のそれよりもかなり昔の状態だなあと感じる。Macのアクセサリなんて、しかもヨーロッパで一番若い国であるコソボで見つかるのか。果たして、、、。
結局また、装備を買わなければならない展開になった。毎月何かしらの装備が壊れてその度に出費がかさむ。こんなことでは旅が続いていかないような気になる。投げ銭はそう簡単に入ってくる物ではないのに。。
先のことを考えると全く具体的な成功図が見えない。しょうもない理由で出費がかさみ、そこにお金をもらうなんてイメージは湧いてこない。
でも、それでも、自分は旅して書いていくと決めたから、そのために必要なものは可能な限り揃えていくことにした。立ち行かなくなってもいい。生きていれば、希望さえ無くさなければ、なんとかなるはず。
山を降りたら新しいアダプタを買いにいこう。
ブログの更新はしばらくできなさそうなのでお知らせだけ書いておいた。
今日で山を降りるらしい。この山での残り少ない時間を満喫する。
ここの空気を全身で吸って吐いて。せっかくだから自分の中にある先行きへの不安のこともゆっくりと眺める。そしてどんな展開になっても大丈夫という感覚を全身に巡らせるよう試みた。
お昼ご飯にはまたフリ。何度食べても美味しい😊
いつ帰るんだろうなあ、と思いながらぼーっと過ごしているとまた夜になった。
べジェットが店の手伝いをしていた。以前はこんな風に働いていたのだろうか。
店が10分ほど停電になった。真っ暗。別の観光客の娘さんがライトであたりを照らす様子が可愛かった😊
23時を回るころ、べジェットの友達のレストランスタッフの車でペーヤまで送ってもらった。車の中では友達のスマホにおさまっていた昔のべジェットの写真や動画で盛り上がった。
山の上からペーヤの街に戻ってくる。
ペーヤの街に到着。
もうとても遅かったので、べジェットにまた先日のホテルに泊まらせてもらった。本当は彼の上司に禁止されていたらしいけれど、特別に。最後の最後まで彼に助けてもらった😊