前回に引き続きプロロンに向かう道。
かなり近づいてきた。ここからはちょっと山を登っていく感じになる。
そろそろ日も暮れるので寝場所相談ができそうな人も探しながら走る。
また走り出す。
さあ上り坂。
たくさん山からの湧水らしき水流が出迎えてくれる。
ずっと川の流れる音が聞こえてくる。
プロロンに到着する頃にはほとんど暗くなっていた。
このプロロンはロシアの薬局で販売されるくらい健康に良いミネラルウォーターが採れるそうだ。町に入る前にでっかい工場がどーんと建っている。
さあ、水も気になるが、真っ暗なので寝る場所をはっきりさせておこう。
教えてもらった噂の人の家に到着。する、が、インターホン(この辺りじゃついてるのが珍しい!)を鳴らしても誰も出てこない。何回鳴らしても誰も出てこない。。
あかりのついた窓をノックするとようやく人が出てきたけれど、「なんだよ突然」という反応をされた。英語も通じないので必死に「僕を泊めてもらえないか」という旨を伝えたが、コロナの影響で、今は宿泊部屋を開けていないのだそうだ。
なるほど、それは失礼しました。
しかし代わりにテントが張れる場所を教えてもらった。
その場所に行って周りの人に確認をとっても「全然大丈夫」という感じだったので多分OK。立派な教会をバックにしたなかなか素晴らしいロケーションだった。ちなみにすぐ手前は駐車場になっている。
寝場所はなんとかなったので人気のない町を歩いてお目当ての水を飲みに行く。
すると、人気はないけれどばっちりと明るくなっている建物を発見。
これが噂のプロロンウォーター!監視カメラとか専用のコップも常設されているのできっと本物だろう。飲み放題である。
早速一杯。
うん。
あまり違いがわからない😊
もちろん水道水よりは美味しい気がしたので、手持ちのペットボトルを満たす。
違いがわからなくてもなんか良いものをゲットした気分になるあたりが私のミーハー魂である。
公園には特大サイズのチェスが。駒は動かせる。
さて、テントのバックになっている教会にも足を運んでみる。
セルフタイマー。かなり走った。
内部には鍵がかかっていて入れないので窓越しに。
うん、観光はこのくらい。水を飲めたので99%満足した。笑
テントに入る。寝袋のおかげで今日も快眠だ。
うーん、いろんなものを見るよりも、今はなんだか、ゆっくり同じ景色をぼーっと眺めていたいような気分だなあ。水の一滴一滴が滴り落ちているのをずっと静かに眺めていたいというか、そんな感じがあるなあ。