エセイサ国際空港のラウンジが広々として快適でかつコンセントもたくさん並んでいて、自分のような野戦バックパッカー(?)には最高の居場所となっています。ウシュアイア、南極にいくまでは、体力を温存。待機じゃあ。
ここでは今回の旅のアイテムを紹介します。
長袖シャツ
ユメちゃんが撮影会のお礼として買ったくれためちゃくちゃ良いやつ。保温性はもちろん、急乾性にも優れているモンベル製です。南極に出発するまでの間、何度も着て部屋干しをしたのだけどこれはほかのシャツなんかよりも即乾きです。おそらく濡れるシーンがたくさんあるのだ、そのあとのリカバリーの早さにはきっと何度も助けられることでしょう。
いつもお金以外で必要なものを探してくれるユメの豊かな感性がキラキラ光って見える。
フリース2着
この後にも何度も登場する1人、まみちゃん。その弟さんのもので、長い間使われていなかったものをありがたくいただきました。夜の1番寒い時に外にでなければならない局面を想定してかさばるけれど2着持ってきました。あったかい。。どちらも黒いので、今回の南極旅では室内では黒いこめおをたくさんみることができます。なんの得になるかはわかりません。
ズボン
スノボウェアの下半身になります。おそらくこの記事で1番登場するはずのならちゃんから譲り受けたものです。
ぼく、スノボいったことないんですね。なのではじめてのスノボウェアです。スノボの前にスノボウェアデビュー。
中はこうなっているのか、ふむふむ
レギンス?スパッツ?ももひき?
じぶんのなかで呼び方が未だに定まりません。が、普段からのこめおの愛用品。実はこれ、両サイドのカラフルなのはならちゃんからいただき、真ん中の黒はシェアハウス暮らしのときに紛れ込んでいた誰かのものです。替え三枚。重ね着すれば多少は保温性アップ。
靴下
左の靴下は初めてちゃんと話をした昇さんから譲り受けたもの。右の二足は元々持っていたのですが。底に穴が空いていて、それを見かねた昇さんが買ったばかりの一足をゆずってくださったのでした。一気にエースです。靴下のエース。リリーフに穴あきを二足引き連れて臨みます。
靴
これまたならちゃんが、一年以上前に譲ってくれたものです。コロンビア製の耐水登山靴。ハードな現場も少なくない撮影先でずっとこめおを支えてくれています。ちょっと使い込み過ぎて耐水性は劣化したかもしれませんがまだまだ現役。
裏側はこうなっています。両かかとがすり減っています。でもまだまだ現役。こめおの持ち物は劣化がはやいけれとも定年が基本遅めに設定されてます。
シャツ
これは、こめおの絵が描かれたシャツです。みうちゃんという子が描いてくれた絵を、こめおが撮影しTシャツ業者に注文してつくったものです。ご覧ください。この再現力。
普段はキラキラお目め可愛らしい女の子絵が得意なみうちゃん。しかしこめおを描くとなるとガシッとなる肩幅。そして笑うと無くなる目。傑作です。
Tシャツはもう一枚あります。こちらは表裏で違う絵が描かれています。
表があかねくんの作品
裏がみうちゃんの作品
スーパーで買った安い白Tシャツに専用の絵の具を使って描いてくれました。こめおの南極行きをテーマにしたそうですが、多分本人たちはそんなに意識していない。のびのび描いてくれた。それがなによりの追い風なのだ。
この2枚のTシャツを着て南極で記念撮影。彼らに見せるのが今回の旅の、1つの到達点です。いや、まあ大した反応してくれないかもしれないけれど、大切なのはそこじゃあない。やるんだ。
ダウンジャケット
先のフリースと同じ、まみちゃんの弟さんの物です。ゴツい。だからこそ温かい。コイツにはほんとに守られていく旅路になりそうです。
手袋
ならちゃんです。スノボ用の手袋。ごわごわしています。すごく。手先足先がすぐに冷え切るこめおにとっては貴重な逸品。
ネックウォーマー
顔の鼻から下が包まれると安心します。ネックウォーマー好き。
合わせて南極行き直前にならちゃん宅にあそびにいったときの帰り際、「そういえば!」と思い出してズボン、手袋と一緒に持ってきてくれた。全員期待のルーキーです。
耳あて
ようこさんと会って撮影。先に帰られた時、忘れ去られていったもの。連絡をすると「100円ショップで買った物だし、南極に持って行って」とのことだったので、ありがたくいただいた。
裏地のもこもこあったかい、、
フリースのフード、ネックウォーマー、そしてこの耳あてを使えばほぼ顔が覆えます。
タオル
持っているとなにかと便利。フェイスタオル2枚です。黒いのは自分のもの。赤いのはまゆの実家の旅館110周年記念タオル。
ずいぶんまえにいただいた。今治タオル。当初はすごーく気持ち良かった!今は、、ちょっと使い込んでゴワゴワしているかも。笑
今回は二台持ち歩いています。右のアンドロイドは後輩さくらの旦那、こうさんから譲り受けたもの。日本では格安SIMを入れて、これを長らく使いこんできました。
左のiPhone6は今回に向けてはなこからいただきました。基本発信のほとんどはこのiPhoneからしています。アンドロイドのほうが型が古かったこともあり、iPhoneの動作がスムーズに感じられます。
はなおかさん特製のケース付き。このパンチ力が今の自分にはありがたい
財布
時々言われることがあります。「かわいい」と。それもそのはず、これははなこさんにずいぶん前にいただいたものだからです。そんな財布もすっかり使い込んでこんなことに。
いや、お金落ちるし!
というわけで反対側のチャック部分を活用するのが効果的です。
写真は撮ってませんが楽天銀行のVISAデビットカードを持ち歩いています。
今時の海外旅行はクレジットカードが主流なんですね。
しかし、
こめおは2017年11月をもって、クレジットカードがつかえなくなってしまったのでした。
これまでの生活でギリギリの綱渡り金銭管理の結果、相次いだ支払い遅れ。信用会社はそんな男を見逃しはしません。カード更新打ち止めとなったのでした。
クレジット(信用)なき男、こめお。
代わりに登場したのがこのデビットカードだったのでした。今回振り込んで頂いている口座とつながっています。デビット、たのむぞ。おれの命綱。
カメラとレンズ
やっぱりこれがないと始まらないでしょう。カメラ1台にとレンズ3台。
広い景色から中望遠まで幅広く対応ズームレンズ
俺にとっては君がエースだ。不朽の普通の魅力を写し取る単焦点50mm。そして
ちょっぴり持っていくか悩んだのがこの、みんなのお金で買った白レンズ。もちろん性能は抜群な上に南極冒険とも相性が良いはず。
が、しかし。。
重い。。。どれくらい野戦バックパッカーになるのか読めないし、盗まれることを考えるとやっぱり避けたい。
が、しかーし!
人生たった一度かもしれない南極冒険だ。
ここで持って行かないでどうする!
ということでもってきました白レンズ。
ペンギンの表情まで撮れるといいな(^^)
SDカード
64GBを3枚もってきました。普通こんなに使わないって容量な気がします。が、ちょっと心配性すぎる自分が多めに持ってきちゃった感じです。なんたって南極だもの。
写真の中に2枚。もう1枚はカメラの中です。おまけで8GBた256MBも持ってきました。出し忘れただけです。こっちは多分使わない。なんで入ってたんだっけ。
バッテリー
2つもってきました。そして充電器が1つ。
三脚
これも持ってくるか迷いました。。3.4kgあります。バックパックにいれると肩への食い込みが半端じゃないです。が、先の白レンズと同様の理由でもっていくことにしました。南極だからね!
ノートパソコン
Mac book air 2011モデル。自分が写真の仕事を始めた当初の相棒です。後ろから見るとこう。
ちゃんと写真や動画を編集したくなるかと思ってもってきました。
とにかく動作がおっそいのなんのって困っちゃうスペックのPCですが、それでもこの冒険の景色を共有するのに必要かなと思ってます。
実を言うとこれは前職で、自分の手持ちPCと交換で譲り受けたものだったのでした。もっと言うとバッテリーはりんぱぱさんから譲り受けたものです。本当にたすかったなあ。
ハードディスク
撮った写真や動画を保存できます。2TBの鬼容量。小さいのにすごいやつだ。日本でもいろんなところにもちはこんだのに未だに壊れ知らずの強靭さも持ち合わせています。南極ではいかに。
普段はこうして100円ショップで買ったカバーをかけます。
SDカードリーダー
1番心許ないやつです。なんせ500円程度の安物。日本で使ってる時も動作したりしなかったりでした。先のノートPCにはSDカード差込口がないためこちらで対応。壊れれば写真はパソコンに取り込めないという。。
その時は諦めてカメラに搭載されたWiFi機能を使ってスマホに転送します。
変換プラグ
カメラにPC、スマホ、その貴重な電力供給のキーマン。変換プラグ。右の透明Cタイプはユメちゃんがわざわざ美味しいプリンと一緒に差し出してくれました。左の2つはまみちゃんが貸してくれています。
アルゼンチンにはCタイプやらGF?O2?やらいろんなタイプのコンセントがあるようなので複数もってきました。ちなみにこの記事を書いてるエセイサ国際空港ではこの形が役にたっています。今まさに、スマホに電力供給しながらブログ書いてます。
パスポート
この中には証明写真にしてはなかなかカッコよく撮れた自分の顔があります。白黒の。証拠はありませんが、、
南極大陸ガイドブック
あまりちゃんと読んではいないですが、とにかく安全に南極旅行をする人向けに丁寧に書かれてます。ただ、現地の生の情報と乖離したるところもあるかも。とりあえず役に立ちそうです。
手帳とノート
書くものあると便利。多分。そんな感じでもってきました。手帳はあのほぼ日手帳です。まさか海外で終わりを迎えることになるとはな。
歯ブラシ
日本でつかっているのをそのままもってきました。ビットウィーン。毛先が少し開いている。
シェーバー
自分の顔を何度写すことになるかわからん。ヒゲ剃っとこうか。野戦的じゃない部分の象徴。
バックパック
ならちゃんから譲り受けたものです。自分に撮影を頼んだことのある人ならたいてい見たことがあると思います。日頃からお世話になっているバックパックです。
登山っぽい格好してますねといわれる一因。とにかく、身体への負担が軽くなる。今回の荷物はそれすら超えて重いんだけど、それでもこのバックパックのお陰でなんとか旅ができているようなもんだ。
写真は上着などを着込んで荷物をまとめた時の図。三脚はみ出てる。
今回の荷物を全て並べてみました。
えー、これ、もらったものに色をつけるとほっとんど全てに色がつきますね。今度試してみようかな。
そう、今回の旅はお金はもちろん、持ち物まで沢山の人のお力添えによって成立しています!ありがとうございます。こめお、日本の裏側でじんわりしています。
この旅の仲間たちにも南極の臭いをつけて持って帰ろうと思います。みんな、よろしく!!(^^)